『タネは誰のもの』が緊急公開中。農業は人々の暮らしの土台となるもの。種苗法改正についてもっと関心を持とう。 現在会期中の国会で種苗法の改定案が審議されている。種苗法は品種の育成者の権利保護を定めた法律だ。日本の種苗の海外流出を防ぐために必要だから賛成。農家の負担が増えて経営が立ち行かなくなるから反対。人によって受け止め方に大きな差がある。2020.11.27 01:20NEWS
海の青と畑の緑。百の仕事を手にする「お百姓さん」を目指すサーファー【田中宗豊 ルロクラシック/徳島・海陽町】室戸岬に向かって南下していくと、徐々に自然の色が深くなって行く。徳島の最南端にあるのが海陽町。日本有数のサーフスポットでもある。波に乗り、サーブボードを作り、畑では種を蒔く。海と陸を友だちにする田舎暮らしを体験する。文・写真 = 宙野さかな text = Sakana Sorano2020.11.27 01:00NEWSINTERVIEWFEATURE
日本の絶景・自然遺産・文化遺産×先端音楽を世界に発信するTHAT IS GOOD。第三弾は猊鼻渓(岩手県一関市)でDJ KENSEIと船頭さんの民謡コラボが実現。 コロナによる国内外の移動制限や活動自粛のなか、「未来の日本のファン」を獲得するために、日本の絶景、自然遺産、文化遺産などのスポットで、日本人アーティストやDJの演奏を収録し、風景と音楽がリンクする映像作品として記録し公開しているTHAT IS GOOD。神話発祥の地など、日本独自の文化や物語を持つ土地を中心に、その場所に所以のあるアーティストを選定して、その背景を伝える記事とともに「絶景DJ映像」をYOUTUBEで世界に向けて発信している。2020.11.25 03:38NEWS
コロナ禍によってもたらされた未来へのスタートライン。【gnkosaiBAND】自分たちのなかに確実にあったライブというものを手放すことで感じられた自由。大切な場であり時間ではあるけれど、それに束縛されない時間は未来の自分たちを描く時間になったのかもしれない。文 = 菊地 崇 text = Takashi Kikuchi写真 = 北村勇祐 photo = Yusuke Kitamura2020.11.24 07:20NEWSINTERVIEW
『かつて僕らは兄弟だった』ロビー・ロバートソンによってザ・バンドの衝撃的デビューから解散まで、今そのすべてが語られたドキュメンタリー。 母親はモホーク族のインディアンであるロビー・ロバートソン。その血がそうさせるのか、小さな頃から個性的なギターを弾いていたという。カナダのシックス・ネイションズ(イロコイ連邦)で育ったロビー・ロバートソンが、15歳でアメリカ南部のロニー・ホーキンスのバックバンドに加入したことからザ・バンドの歴史ははじまる。そのホークスでのリヴォン・ヘルムとの出会い。そしてボブ・ディランとのツアーを経てのウッドストックへのメンバーとの移住。そこで共同生活をしながら生まれたザ・バンドの名曲たち。そして解散ライブとなった76年の「ラスト・ワルツ」までを追ったドキュメンタリー映画だ。 ロビー・ロバートソン、リヴォン・ヘルム、リック・ダンコ、リチャード・マニ...2020.11.20 02:40NEWSREVIEW
【BAYCAMPインタビュー】個々が責任を持って楽しむことで、安心して楽しめる空間としてのライブが実現する。今年9月の開催で10回目となるはずだったBAYCAMP。オールナイトでの開催を断念したものの、11月に室内でのフェスに移行して行われる。秋になって、野外でのフェスは少しずつ開催されてきているが、コロナ禍での室内でのフェスはBAYCAMPが日本では初になるのかもしれない。BAYCAMPの開催は、コロナの終息が見えないなか、今後のフェスやライブに対する大きなメッセージとなるだろう。BAYCAMP実行委員会代表の青木勉さんにインタビュー。2020.11.19 03:00NEWSFESTIVAL
『アイヌモシㇼ』現代を生きるアイヌの人々の姿をオリジナルストーリーで描き出す。 北海道阿寒湖畔のアイヌコタンを舞台に、そこで暮らす14歳の少年の姿をオリジナルストーリーで描く長編映画作品。進路やアイデンティティに悩みながら成長していく主人公を、若きアイヌミュージシャン下倉幹人が瑞々しく演じる。OKI DUB AINU BANDのOKIも出演。バンドでのライブシーンも少年の成長へのひとつの階段として描かれている。 物語(フィクション)ではあるのだけど、ドキュメンタリーを見ているような感覚にもなる。アイヌモシリ(北海道)の自然を丁寧に映像で残していることも、そう感じさせてくれる大きな要因に違いない。2020.11.18 08:52NEWS
飾らずに表現することで伝わるメッセージ。【身から出たサービス】橋本周と片山健太郎による仙台発のブルース&フォークユニット。体験や日常を込めた等身大の歌は、自分たちが生きる証かもしれない。だからこそリアルな風景が見えてくる。文 = 菊地 崇 text = Takashi Kikuchi写真 = 伊藤愛輔 photo = Aisuke Ito2020.11.16 07:20NEWSINTERVIEW
『プラスチックの海』11月13日からロードショー。プラスチックゴミで溢れる海の実態とその影響について迫る。 年間800万トンにものぼる海洋プラスチックゴミは海鳥やクジラなどの哺乳類を苦しめ、マイクロプラスチックは食物連鎖の一部になっていく。そうした海洋汚染の実態や、人体に及ぼす影響を明らかにしていくドキュメンタリー映画。2020.11.13 03:00NEWS
【沖野修也インタビュー】飲んで、食べて、喋って、踊れる。THE ROOM CAMPというエッセンシャルな遊びの場の提案。1992年のオープン以来、渋谷の地下からクラブカルチャーを発信し続けているTHE ROOM。プロデュースしているのは世界的な人気を誇るDJ/アーティストの沖野修也。山中湖でキャンプインフェス「THE ROOM CAMP」が開催されることになった。コロナ禍の今だからこそ、実現したフェスと言えるかもしれない。2020.11.06 02:52NEWSFESTIVAL
気候変動について学び、行動するためのスクールをパタゴニアが開校 パタゴニア日本支社では、気候変動問題に関心を持ち、行動を起こしたいと考える全国の15歳〜24歳の若者を対象にしたスクールを開催する。オンラインによる座学と対話で学び、その後気候変動問題にコミットするためのフィールドワークやアウトドア・アクティビティを実施。これまでの経済や社会システムによって生まれている気候変動や生態系の喪失をはじめとする環境問題という現実に目を向けながらも、未来を思い描き、それぞれのテーマにおけるステークホルダーと協働し、社会の担い手として創造性をもって実践に移すためのステップの場になるだろう。クライメート・アクティビズム・スクール応募締切:11月8日(日)/募集人数:100名 参加費:無料オンライン座学&対話開...2020.11.06 02:07NEWS