北海道阿寒湖畔のアイヌコタンを舞台に、そこで暮らす14歳の少年の姿をオリジナルストーリーで描く長編映画作品。進路やアイデンティティに悩みながら成長していく主人公を、若きアイヌミュージシャン下倉幹人が瑞々しく演じる。OKI DUB AINU BANDのOKIも出演。バンドでのライブシーンも少年の成長へのひとつの階段として描かれている。
物語(フィクション)ではあるのだけど、ドキュメンタリーを見ているような感覚にもなる。アイヌモシリ(北海道)の自然を丁寧に映像で残していることも、そう感じさせてくれる大きな要因に違いない。
監督・脚本:福永壮志
音楽:クラリス・ジェンセン、OKI
2020年/日本・アメリカ・中国/84分/配給:太秦
※10月17日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開
©AINU MOSIR LLC/Booster Project
0コメント