【KondoIMA21(近藤等則)インタビュー】「今」のリアルな音を放出するためにIMA再始動。80年代後半から90年代中盤にかけて、世界をフィールドに活躍していた日本のバンドがあった。トランペッターの近藤等則を中心にしたIMAだ。ヨーロッパやアメリカへ何度もツアーに出かけ、数多くのフェスに出演を果たした。そのIMAが21世紀の進行形のバンドとして四半世紀ぶりに活動を再開。2月には東名阪のツアーも行う。なぜ再びIMAなのか。70歳を迎えた今もパッションを放出し続ける近藤等則、数多くのバンドやセッションで活動しているピアニストの富樫春生、新生IMAに唯一新メンバーとして参加しているパーカッショニストのKEKUEIに話を聞いた。文 =菊地崇 text = Takashi Kikuchi2019.01.30 02:58NEWSINTERVIEW
さかいゆうのルーツがここに。ジョン・スコフィールドらが参加したアルバムをリリース。 さかいゆうの5枚目のオリジナル・アルバム『Yu Are Something』がリリースされた。このアルバムは、さかいにとってのルーツミュージックを詰め込んだ作品だという。20代前半で憧れていたアメリカへ移住したさかいは独学でピアノを学びはじめた。さかいのルーツにあるものは、アメリカのソウル、R&B、ジャズ、ゴスペルなどであり、アメリカの暮らしで、それらの音楽をダイレクトに受け入れていったのだろう。 自分のルーツにあり、憧れていた音楽を自分のものとする。その実現のためには、憧れていたミュージシャンを集める必要があったに違いない。このアルバムには、豪華なミュージシャンが集結している。ジェームス・ギャドソン、レイ・パーカー・ジュ...2019.01.27 06:26NEWS
JUNE YAMAGISHI、John Gros、KenKenらがメンバーのFunk on Da Tableの極上のファンクで踊れ。 昨年2月、初のツアーを行ったFunk on Da Table。ニューオーリンズ・ファンクを代表するバンドのパパグロウズファンクの中心人物であるJohn Gros、長くニューオーリンズに住みニューオーリンズを代表するギタリストとして認められているJune Yamagishi、ニューヨークをベースに活動をするNikki Glaspie、そして10代の頃から様々なセッションに参加し、現在はRIZEのメンバーとして日本を代表するベーシストとして人気も高いKenKenの4人がメンバー。 この日米のミュージシャンが集ったファンクバンドが1年ぶりに日本ツアーを行う。ニューオーリンズとニューヨークと東京がミックスしたファンクは、この4人でしか生み...2019.01.25 01:51NEWS
FUJI & SUN '19。富士山のふもとで多様性を持った新しいフェスが5月に生まれる。 今年5月、富士山のふもとで新しいキャンプインフェスが産声をあげる。フェスの名前は「FUJI & SUN '19」。なんとも記憶に残りやすいネーミングだ。 開催発表とともに第一弾アーティストが発表された。注目なのはエルメート・パスコアール。1936年生まれだから今年で83歳になるブラジル音楽界の異端であり神聖。世界的にエルメートの名前が知られるようになったきっかけは、1969年に参加したマイルス・デイビスの作品に参加したこと。マイルスが「この星で最も重要な音楽家のひとり」と称賛したほどだった。エルメートの音楽の特徴は、すべてのものを楽器と捉えていることだろう。ライブではおもちゃのようなものを使ったり、鳥や豚の鳴き声を取り入れ...2019.01.17 09:00NEWSFESTIVAL
【☆.A/NAOITOインタビュー】未来を提示するインスピレーション・ミュージック。ソロとして前作を発表したのが東日本大震災直後の2011年3月16日。KINGDOM☆AFROCKSを解散し、音楽から距離を置いていたという☆.A/NAOITO。ひとりの人間として暮らし、再び音楽に戻ってきたことで見えてきた風景が新作から聞こえて来る。文 = 菊地 崇 text = Takashi Kikuchi写真 = 林 大輔 photo = Daisuke Hayashi2019.01.16 02:06NEWSINTERVIEW
サーフィン文化を 日本に定着させるために。【進士剛光(RINE SURF)】進士剛光(RINE SURF)目の前に海が広がり、当たり前のようにサーフィンをするようになった少年はプロサーファーとして世界の波にも乗るようになっていた。海への感謝を込めて、サーフィンの魅力を伝えているpatagoniaのアンサダー。文 = 宙野さかな text = Sakana Sorano写真 = 宇宙大使☆スター photo = Uchu Taishi ☆ Starー サーフィンをやるようになったのは何歳の頃でしたか?進士 親が言うには3歳のようです。自分では覚えていないんですけど。親がサーファーでしたから。ー 生まれが下田?進士 そうです。家から海がすぐで、サーフィンが生活のなかにあるという環境でした。ー サーフィンのプロに...2019.01.10 01:58NEWSINTERVIEWFEATURE
【ブラリフェス/りんご音楽祭】程よい大きさ&近さ。バンドのセレクションもりんごオリジナル。りんご音楽祭2018.09.23@アルプス公園 9月の連休。ここで開催される秋フェスは多い。ずっと「りんご音楽祭」に行ってみたいと思っていたが、10回目の今回でやっと実現した。写真で見ていた限りでは、会場は木々が多い公園で松本市内から離れているような印象を持っていた。それが松本の中心部かも比較的近く、交通の便がいい。終演後もエントランスにはタクシーが待っていて、市内まで連れていってくれる。ステージは6つあるのだけど、コンパクトにまとまっているから歩きやすい。2019.01.08 02:00NEWSFESTIVAL
【2018ライブ回想録1GREENSKY BLUEGRASS】ヘブンの森に木霊するジャムの波。 2018年に見たライブは、何本になるんだろう。97夜のライブに行き、23のフェスに行っているから、おそらく200近いライブを見ているはず。そのなかで記憶に残っているものの筆頭に挙げられるのが、フジロックで初来日したグリーンスカイ・ブルーグラスだ。2019.01.04 07:45NEWSREVIEW