【結ノ島CAMP 2022】奄美の自然を体感しながらのキャンプインフェス。 スタートした2015年から「日本一早い夏フェス」として2月から3月に奄美大島で開催されてきた結ノ島CAMP。2022年は「一番遅い夏フェス」として行われる。奄美で暮らす人にとっても12月は「冬がやってきた」と体感する時季だという。月の平均気温は16.5度。東京が7.6度であることを考えると、訪れる人にとっては、寒い冬というよりも過ごしやすい秋と捉えていいだろう。晴れた日なら、海水温は20度ほどになるという。 2021年には世界自然遺産に登録された奄美大島。豊かな自然と、離島ならではの独自に発展した文化を体感できる一泊二日のキャンプインフェスが結ノ島CAMPだ。結(ゆい)とは「結束し協力しあう」という島の言葉だという。中村佳穂やタブ...2022.11.25 06:07NEWSFESTIVAL
全体を俯瞰するポジション。【小泉“P”克人】2022年夏の参議院議員選での山本太郎の街宣の後ろ側で、声を引き立たせるようなサウンドが流れている。それをライブで演奏していたのが小泉“P”克人だ。声のジャマにならずに、人を惹きつける音。ベーシストとしての長い経験から導き出された音だった。文 = 菊地 崇 text = Takashi Kikuchi写真 = 須古 恵 photo = Meg Suko2022.11.24 08:00NEWSINTERVIEW
【音ノ森】野外パーティー黎明期のニュアンスがここに? 茨城県北西部にあるキャンプ場で初開催される野外フェス。フジロックで「オールナイトフジ」や「Day Dreaming」をオーガナイズしてきたブライアン・バートン・ルイスなどが出演する。90年代後半に起こったパーティーカルチャーを、今に、そしてみらい繋ぐ時間になるはず。27歳以下の入場料が抑えられているのも、次世代にカルチャーをバトンタッチしていく思いからの他ならない。2022.11.21 08:37NEWSFESTIVAL
【あのり拍子(井出辰之助)インタビュー】地域に受け継がれてきた伝統をつなぎ、地元へと還元していくための新しい祭り(フェス)。 2022年は数多くのフェスが開催された。その多くが、コロナ禍からの再生という大きなミッションを持っていたと言っていいだろう。新しいフェスも生まれ、開催される時期は以前よりもはるかに長くなっている。11月最後の週末に、三重県志摩市で初開催されるのが『あのり拍子 -anorhythm-』。このフェスを企画し、立ち上げたのがインフュージョンデザイン。インフュージョンデザインは、GREENROOMやTAICOCLUB、NEW ACOUSTIC CAMPなどの数々の野外フェスの制作に関わり、現在の野外フェスの一役をかってきた会社だ。FUJI & SUNでは主催にも名を連ねている。「たまたま志摩市にご縁ができたんですね。コロナ禍になり...2022.11.20 02:18NEWSFESTIVALINTERVIEW
映像に残された60年代〜70年代の自由のメッセージ。アンダーグラウンドシネマフェス開催!【UNDERGROUND CINEMA FESTIVAL】「人工的につくられた幻覚が無意識的な心を表している」ことをサイケデリックと呼ぶ。60年代中盤に、アメリカやイギリスで湧き上がってきたサイケデリック・カルチャー。そこで得られた気づきは、今も多くのカルチャーのなかに散りばめられている。2022.11.18 02:43NEWSREVIEW
【暮らすトコロマーケット】「暮らすトコロ」を見つめ直すきっかけに。 所沢の中心部ではかつて、300年以上もの間、市が開かれていた。この賑わいを再興しようと、地元の若手有志が2015年にはじめたのが「暮らすトコロマーケット」。人とモノの交流を再興させながら、手仕事の良さやモノづくりの素晴らしさを見つめ直すきっかけを創出している。様々なクラフト、アンティーク、古着、古本…。フードも30店近くが出店する。ライブも見所のひとつだ。2022.11.16 08:09NEWS
都市で遊んだ視線で演出される森の時間。【DJ YO-GIN(大峰/WOODLAND BOTHY)】20代から続けてきたDJ。都市の夜を遊ぶことで培ってきたつながりと経験が、あきる野(五日市)の自然のなかで過ごすアイデアに生かされている。文・写真 = クリススカル text & photo = Sukaru Kurisu–– 今もDJとしても活動なさっています。 世田谷生まれで、10代の頃から渋谷で遊んでいました。90年代後半になって、19歳でクラブDJとしてスタートしたんです。–– 20年以上のキャリアがあるわけですね。いわばクラブDJとは大都市の夜を彩る。古民家宿の大峰、そしてグランピングのWOODLANDBOTHYがあるこの場所との出会いを教えてもらえませんか。 結婚した妻の実家の山なんです。古民家も義父が所有してい...2022.11.15 03:00NEWSINTERVIEWFEATURE
【Agaitida 2022】国立公園に指定されたやんばるの森を見ながらのダンス。 沖縄本島最北部の国立公園に指定されたやんばるの森。世界でここにしないない風景を一望できるペンション与那覇岳&国頭村森林公園で開催される沖縄を代表する野外パーティー。11月の沖縄は野外にはうってつけの季節だ。日曜夜のアフターまで含めれば46時間ものミュージックトリップ。今年は海外からもDJを招聘して開催される。 沖縄北部の多様性を残していくために、ロードキルの防止がオーガナイザーから呼びかけられている。国頭森林公園付近は、雨の日や夜になると生き物が車道に飛び出してくることもあるという。森林公園付近では時速 20km 以下の運転を。2022.11.15 01:35NEWSFESTIVAL
日本と台湾のフェスカルチャーがクロスオーバーしていく。2023年に台北で行われる浮現祭のスピンオフ・イベントが渋谷で開催。 2023年2月に台湾で開催されるフェス「浮現祭 Emerge Fest.」。世界の冒険をテーマにしたこのフェスには、SUGIZOや日本のアーティストも数多くラインナップされている。 開催場所の台中・清水は、台中の中心部からちょっと離れた小さな町海沿いの絶景スポット(高美濕地、清水神社遺跡など)としても知られている場所。郷土料理(米䊏、肉圓など)も有名で、豊かな歴史や文化を持つ地域だという。「浮現祭」のテーマである『世界の冒険』は、国内外の仲間たちが冒険に出かけ、憧れや懐かしさを感じる場所に赴き、人と人とのつながりの温かさを感じ、再び世界を身近に感じてもらうことを目的としている。 「浮現祭」のスピンオフ・イベントが、11月18日にd...2022.11.14 02:20NEWSFESTIVAL
自然に学びながら、環境負荷の少ないエネルギーを供給するために。【東 光弘(市民エネルギーちば)】太陽光パネルを一定の間隔をあけて設置することで、作物に必要な日射を確保し、ひとつの土地での農業と発電事業を両立させるソーラーシェアリング。農業とエネルギーが抱える課題を、共存させることで軽減させていく智慧がここにある。文 = 菊地 崇 text = Takashi kikuchi写真 = 林 大輔 photo = Daisuke Hayashiー 自然エネルギーによる発電をしようと考えた、そもそものきっかけから教えていただけませんか。東 高校の頃はカメラマンになりたいと思っていたんですね。ロバート・キャパやユージン・スミスといった、リアルな戦争を伝える写真が好きでした。けれど大人になって、報道カメラマンになろうと思ったときには、自分...2022.11.14 01:00NEWSINTERVIEWFEATURE
渋谷発の都市型ミュージック&カルチャーフェス「SYNCHRONICITY」。 Autumn Partyのタイムテーブルが発表。 渋谷という街から、地域一体型の都市型ミュージック&カルチャーフェスティバルとして発信を続けている「SYNCHRONICITY」。春開催の「SYNCHRONICITY」の秋バージョン「SYNCHRONICITY’22 Autumn Party!!」の開催が間近に迫り、タイムテーブルが発表された。トリを務めるのがtoconoma。他にBREIMEN、fox capture plan、yonawo、マハラージャンの計5組が出演し、ライブが紡がれていく。15時スタートで21時近くまでのミュージックトリップ。春の「SYNCHRONICITY」のように複数の会場で同時に開催され、会場を行き来するということはないけれど、それだけこの5つのアーテ...2022.11.12 02:54NEWSFESTIVAL
都心からもっとも近い自然のなかでの文化復興。【髙水健(自然人村)】東京都内の武蔵野線五日市駅。この駅から歩くことができる場所にある限界集落=深沢。都市と自然の境界線にある場所と言っていいかもしれない。こぼれ落ちていきそうなエリアを、新しい感性で再生させるためのアクションが動きはじめている。文 = 菊地 崇 text = Takashi Kikuchi写真 = 宮寺 功 photo = Isao Miyadera2022.11.11 02:00NEWSINTERVIEWFEATURE