「人工的につくられた幻覚が無意識的な心を表している」ことをサイケデリックと呼ぶ。60年代中盤に、アメリカやイギリスで湧き上がってきたサイケデリック・カルチャー。そこで得られた気づきは、今も多くのカルチャーのなかに散りばめられている。
「サイケデリックと越境の旅」をテーマにした映画祭が開催される。『チベットの死者の書』などの翻訳によって、精神世界とサイケデリックの邂逅を映像や言葉で伝えてきたおおえまさのり氏の60年代のニューヨーク時代からの映像全作品がデジタル化されて公開される。サイケデリックを経て、カウンターカルチャーが生まれていった理由のひとつが、映像として残されている。60年代から70年代前半にカウンターカルチャーが求めていたものは何かのか。半世紀も前にあったことではなく、それは今の時代にも提示されたメッセージに他ならない。
UNDERGROUND CINEMA FESTIVAL ’22 サイケデリックと越境の旅
上映作品:
Aプログラム『おおえまさのり全作品1(NYサイケデリック革命の時代)』(92分)
Bプログラム『おおえまさのり全作品2(東洋のサイケデリア)』(70分)
Cプログラム『ザ・タージ・マハル・トラベラーズ〜「旅」について』(103分)
Dプログラム『味覚革命論序説』+『風光』(61分)
Eプログラム『GOOD BYE』+『スーパードキュメンタリー 前衛仙術』(85分)
Fプログラム『バイバイ ラブ』(85分)
Gプログラム『アンダーグラウンド・イン・N.Y.』(90分)
東京上映:下高井戸シネマ(連日20:00~)
11/26(土)Aプロ、11/27(日)Bプロ、11/28(月)Cプロ、11/29(火)Dプロ
11/30(水)Eプロ、12/1(木)Fプロ、12/2(金)Gプロ
浜松上映:浜松市鴨江アートセンター
12/3(土)13:00~Aプロ、15:00~Bプロ、17:00~Cプロ
12/4(日)11:00~Dプロ、13:00~Eプロ、15:00~Fプロ、17:00~Gプロ
名古屋上映:名古屋シネマテーク
12/17(土)Aプロ、12/18(日)Bプロ、12/19(月)Cプロ、12/20(火)Dプロ、
12/21(水)Eプロ、12/22(木)Fプロ、12/23(金)Gプロ
京都上映:京都文化博物館 3Fフィルム・シアター
12/24(土)13:00~Dプロ、15:00~Aプロ、17:00~Bプロ
12/25(日)11:00~Eプロ、13:00~Cプロ、16:00~Fプロ、18:00~Gプロ
https://lit.link/UCF
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