自分たちでエネルギーを自給していくためのアイデア。【大塚尚幹(自エネ組)】原発事故によって目の当たりにした「お金の無価値感」。自分や家族だけではなく、日本という国がエネルギーを自給するためには、ローテクなアイデアを無理せずに継続させていく方法が真っ当な道なのかもしれない。文・写真 = 宙野さかなtext・photo = Sakana Soranoー 大塚さんが共同代表を務められている自エネ組はいつ立ち上がったのですか。大塚 福島原発事故があった翌年の春あたりに、自エネ組っていう名前をつけたのがはじまりです。自分たちで自給できることはしていきましょうと。その中心となる要素がエネルギーでした。できる限り独立電源で暮らしていこう。このメッセージは全国に広まっていきましたね。ー 自エネ組が関わったなかで、どのくら...2022.12.27 01:27NEWSINTERVIEWFEATURE
【結いのおと】2023年は記念すべき10周年。コンサートホールも街中フェスに変容する? 野外で開催される春フェスから、開催日時決定のアナウンスが続いている。3年続いたコロナ時代からの野外フェスの再スタートだ。 いち早く出演アーティストを発表したのが、茨城県結城市で行われる「結いのおと」。歴史と文化が息づく街を舞台にした回遊型の音楽祭だ。地域固有の文化資源である寺社仏閣、酒蔵、結城紬の産地問屋などの空間がライブステージとして活用される。そしてライブステージの点と点を結ぶ間で街歩きやマーケットも楽しめる。 2023年は10回目の開催となる。そのメモリアルとして、初日(4月22日)の1部は市民文化センターで行われることになった。市民文化センターにも、飲食も物販もバラエティ豊かな出店が並び、街中フェスに彩りを加えてくれるだろ...2022.12.23 02:48NEWSFESTIVAL
重くなりそうなアメリカのティーンの日常をユーモアをプラスして描く。『Never Goin' Back / ネバ―・ゴーイン・バック』 アメリカ・テキサスに暮らすふたりのティーンの女の子。高校を中退し、ダイナーでウェイトレスのバイトをしながら、ワンルームに同居している。コカインや大麻を決めてから、バイトに向かう。そんな毎日を繰り返している。ひとりがひとりの誕生日を記念し、ビーチリゾートへのバケーションをプレゼントしたことから、いろんなドタバタが始まっていく…。 この『Never Goin' Back / ネバ―・ゴーイン・バック』は、オーガスティン・フリッゼルの初監督作品。2018年のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭でゲームチェンジャー賞にノミネートされている。テキサス州ダラスで育った彼女は、15歳で両親に捨てられたも同然で、毎月の家賃の当てもなく、...2022.12.21 01:59NEWSREVIEW
東京のコバコ・カルチャーを発信してきたThe Roomが30周年パーティーを恵比寿リキッドルームで開催。 それぞれの都市にはそれぞれの色があり、それぞれの文化が根付いている。都市固有の文化の発信源が、音が鳴っている場所なのだろう。ナイトクラブも、都市のカルチャーの重要な発信源だ。 東京のなかで老舗中の老舗のナイトクラブと言えるのが渋谷のThe Room。30年でのべ入場者数が100万人を超える。コバコ・ナイトクラブの先駆けのクラブでもある。日本のみならず海外の音楽シーンに影響を与え、数多くのアーティストを世に送り出してきた。ここで行われるセッションによって、フィーリングとスキルを会得していったアーティストも少なくない。 今年12月にオープン30年を迎えるThe Roomの周年パーティーが恵比寿リキッドルームで開催される。日本を代表する...2022.12.12 06:13NEWS
【Camp de Amigo】コロナを経た台湾でのキャンプインフェスの今を体感する時間。 10月から入国時の隔離が不要になり、7日間の自主防疫(自主健康管理)のみが課されている台湾。日本人の観光ビザは9月から免除になっている。11月には台湾・台北市で浮現祭(Emerge Fest)のプレイベントが行われ、日本からはtoconomaやユアネスが出演。コロナ禍ではほぼ止まっていた日本人アーティストの台湾でのライブが、少しずつ動き出している。2022.12.05 09:00NEWSFESTIVAL
電気を作る人と使う人がつながる電気のコミュニケーション。【長島遼大(みんな電力)】毎日食べるものは「顔の見える生産者」から購入したい。そこには顔が見えることによる安心でつながれている。食べものだけではなく、電気も生産者を選びたい。地球に優しい電気を使いたい。そんなシンプルな思いがみんな電力のベーシックに存在している。文 = 菊地 崇 text = Takashi Kikuchi写真 = 須古 恵 photo = Meg Suko2022.12.01 05:42NEWSINTERVIEWFEATURE