2022.04

　サイケデリックアート画家・薬師丸郁夫の絵画展が福島県川内村の町分オルタナギャラリーで開催される。何年もかけて描かれた大作や、息を呑むような細かい描写に圧倒される作品が多数展示。また、会期最初の3日間はオープニングイベントとして、入場無料の「オルタナまつり」も同時開催される。アート、ライブ、マーケットが楽しめる3日間だ。薬師丸郁夫 絵画展会期：5月3日（火・祝）～17日（火）オルタナまつり会期：5月3日（火・祝）〜5日（木・祝）出演：レインボーバードバンド、佐久間瞬太郎、トオルコバヤシ、曲り月、マサイ、ボンデバン、さち、在zai aka会場：町分オルタナギャラリー（福島県川内村）

　アジア周辺の音楽やアートにフィーチャーした大衆芸術音楽祭「橋の下世界音楽祭 SOUL BEAT ASIA」。今年は春の開催が見送られたが、フリーマーケットが開催されることが決定した。音響機器、照明機材、民俗楽器、ライブハウスのグッズなど、「音」に関するあらゆるモノが出品される。音楽関係者の私物から野菜まで。物々交換もあり。「音」にまつわる関係者が一堂に集まるジャンルレスな場「音・仕事道具市」。屋台出店もあるという。音・仕事道具市 SOUL BEAT MARKET 2022 春開催日時：5月3日（火・祝）12:00〜17:00　　　　　5月4日（水・休）10:30〜17:00会場：豊田市民文化会館・展示室A & 屋外広場（愛...

  本人曰く「もう2度とできないだろう」と語るほどのソロ作品『Around and Around』を、昨年秋にリリースしたAO YOUNG。DACHAMBOとは違う歌の世界観をこの作品では提示してくれた。いろんなメンバーがレコーディングのために集い、AO YOUNGの作品を作り上げていったアルバム。コロナ禍によってライブが少なくなってしまった2020年〜2021年だったからこそ、実現できたプロジェクトだったに違いない。AO YOUNGだけではなく、それぞれの思いとスキルが結実した名作だった。　メンバーの多彩さから、なかなか決まらなかったリリースライブがゴールデンウィークに横浜サムズアップで開催されることが決定。アルバム制作...

　圧倒的な独創性を誇り、ビートルズ、デヴィット・ボウイなどに多大な影響を与えたフランク・ザッパ。天才の名に値する数少ないアーティストのひとりだ。『ローリング・ストーン』の「史上最も偉大な100人のギタリスト」において第22位に選出された巨人の生涯を、何千時間にもおよぶザッパ本人が遺したアーカイヴ素材を駆使して綴ったドキュメンタリー映画。このアーカイヴ素材が公となるのは初となる。商業的成功を目指す音楽業界とは一線を画す彼の楽曲はいかにして生み出されたのか。ザッパ本人が遺した膨大なアーカイブ素材を紡ぎ、彼の創作の軌跡を辿る。監督のアレックス・ウィンターから日本にメッセージが到着。

時間に追われ、体調を崩してしまったライブハウス時代。そこから食によって身体は恢復していったという。人里から離れた山奥で、限りなく自給自足に近い暮らしをおくっている。文 = 宙野さかな　text = Sakana Sorano写真 = 宇宙大使☆スター　photo = Uchutaishi☆Starー 農的な暮らしをする前は、どんなことをしていたのですか。ジャー村　熊本市内のジャンゴっていうライブハウスでPAをしていました。はじめはレゲエ、ボブ・マーリーのメッセージから入って、いろんな音楽を聞くようになりました。多くのミュージシャンとも関わりを持つようになって。環境などへの意識が高い人も多くて、オーガニック・カルチャーの方々とも繋がり...

かつてヒッピーがコミューンを求めて田舎を目指したように、80年代に自然のなかの理想郷のひとつとなった長野県大鹿村。この村で育った第二世代による未来思考の音楽と農のバランス。文 = 菊地 崇　text = Takashi kikuchi写真 = 宇宙大使☆スター　photo = Uchutaishi☆Starー 大鹿村で生まれたのですか。タケル　親父たちが大鹿村に来たのは俺が生まれる2～3年前。最初は古民家を借りて暮らして、数年してもっと奥深い山に場所を見つけ、そこを開拓して家を建てた。水が湧いているということで、その場所に決めたそうです。その山に引っ越したのは俺が小学校4年か5年のとき。ー 音楽をやりはじめたのはいつ頃？タケル　歌う...