2021年の苗場の夏。フジロックに参加して。記憶は、時間の経過とともに、自分の都合のいい方向に更新されていくものだと思っている。忘れたいことも、忘れてはいけないことも、自然と取捨選択している。2021年のフジロックが終わって1週間が経った。早くも忘れてしまったことも多い。だからこそ、今年のフジロックのことを記録しておきたい。2021.08.31 08:35NEWSFESTIVAL
The Future of FUKUSHIMA 福島の明日。The Future of FUKUSHIMA 福島の明日。日本周辺における観測史 上最大の地震となった東日本大震災。この地震と津波の影響により、福島第一原発では原子力事故が起きた。レベル7に分類される放射能汚染。福島では帰宅困難区域が指定された。少しずつ解除されているものの、現在でも立ち入りが禁止されたり制限されている場所が福島にはある。地震、そして原発事故によって、考えることを余儀なくされた。ひとりひとりの体験から導かれたビジョン。福島での体験は、未来を築く一歩であることを忘れてはならない。2021.08.31 00:30NEWSFEATURE
素敵な未来をみんなで作るための断念。キャンプインフェスSEDUMが開催中止に。 9月4日〜5日で静岡県沼津市で開催される予定だったキャンプイン・フェス『SEDUM』の中止が発表された。野菜などの食材を参加者全員が持ち寄るという「GIVE ME VEGETABLE方式」が採用されるなど、未来志向のフェス。来年の開催を目指すという。SEDUMオーガナイザー近藤ジョージさんのメッセージ SEDUM Festival 4 Imagination の開催を断念することにいたしました。 このコロナが始まって1年半が過ぎ、自分自身の存在を見直し続けていました。随分と深く潜っていたようです。『今この時代に自分が生きているということ』『色んな方々のお陰で今自分が存在してるってこと』『人類という種族であること』『この惑星に住んで...2021.08.30 00:30NEWSFESTIVAL
50年間地下室で眠っていた1969年の革命的フェスが映画『サマー・オブ・ソウル』として甦る。 キング牧師が暗殺された翌年の1969年8月。ニューヨーク州サリバン郡ベゼルで開催されたのが「ウッドストック・フェス」だ。カウンターカルチャーを象徴する歴史的なフェスとして、その遺伝子は、今も世界中のフェスに受け継がれている。その同じ69年夏に、ニューヨーク・ハーレムのマウント・モリス公園で開催されていたのが「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」。スティーヴィー・ワンダー、B.B.キング、グラディス・ナイト&ザ・ピップス、フィフス・ディメンション、スライ&ザ・ファミリー・ストーンなどがステージに立った。6月29日から8月24日までの6回の日曜に、計30万人の観客を動員したという。 ウッドストックの白人文化とハーレムの黒人文化とい...2021.08.27 07:15NEWS
兵庫県三田市で開催予定だったONE MUSIC CAMP、開催中止に。 8月28日〜29日で開催が告知されていたONE MUSIC CAMPから、今年の開催中止が発表された。閉演時間を繰り上げ、分散退場、酒類の持ち込み禁止および販売禁止等を行った上での縮小開催となるというアナウンスが、数日前にあらためて発表されたばかりだった。 ロゴマークに込められているのは「みんな一緒になってあそぶ特別な時間」。様々な人が集まってひとつになること。 10月末に開催予定のONE MUSIC CAMP チームが手掛ける新しい体験型野外音楽フェス「ARIFUJI WEEKENDERS」に期待したい。ONE MUSIC CAMP 開催中止のお知らせ(ONE MUSIC CAMP WEBより)2021年8月28日(...2021.08.26 06:25NEWSFESTIVAL
GLOBAL ARK10周年の今年は、会場をあの武尊に移して開催される。 記念すべき10周年に相応しい豪華ラインナップが揃ったGLOBAL ARK。今年は会場を奥日光から武尊に移動。この場所は、2001年と2002年に武尊祭が開催された、野外パーティーフリークにとっては伝説の場所だ。 GLOBAL ARKでは曜日ごとにTech Friday、Carnival Saturday、Beautiful Sundayとコンセプトが設けられ、3日間を余すことなく満喫できる構成になっている。チケットはすべてソールドアウトしている。それだけ野外パーティーが注目を集めているという証拠に違いない。2021.08.25 08:57NEWSFESTIVAL
【読者プレゼント】PALLADIUMが長年テーマに掲げる「サスティナビリティ」を体現。ブラックの27センチ&28センチをそれぞれ1名様に。 1920年に航空業界向けのタイヤ製造業としてフランスで設立されたパラディウム。タイヤの耐久性を生かしたフットウェアの製造を開始。そしてフランス軍用ブーツとして開発され,1947年に生まれたのがパンパブーツだ。 バンパブーツをベースに、リサイクル素材、軽量アウトソール、着脱しやすい止水ファスナー、防水メンブレンなど、野外フェスはもちろんタウンユースにも最適な機能を追加したニューモデル、PAMPA RCYCL LITE+ WP+Z(パンパ リサイクル ライトプラス ウォータプルーフプラスジッパー)が登場。カラーラインナップは、BLACK(クロ)、TITANIUM(グレー)、DESERT(ベージュ)、OLIVE NIGHT(カーキ)の4...2021.08.24 09:27NEWSGEAR
2021年のフジロックが、間も無く開幕する。 2021年のフジロックの開催が近づいてきた。今年は海外からのアーティストを招聘せず、ステージ数も減らし、日本国内のアーティストだけが出演するとアナウンスされたのは春。例年であれば、出演するアーティストの追加発表など、開催が近づいていくにつれて、フジロックに参加するモチベーションが上がっていったのだけど、今年に限っては、同じような気持ちにはなれない。良いことも悪いことも、時間が過ぎてしまうとすぐに忘れてしまう自分だからこそ、今の気持ちを残しておこうと思う。 開催が近づいてきてから、新型コロナウイルスの感染確認者が全国で急増している。感染力が高いデルタ株がその要因だと言われている。三密を避けるということ以上に求められる感染対策。フジロ...2021.08.18 07:45NEWSFESTIVAL
隅田川を舞台に見立てた参加型のアート&ミュージック・フェスティバル「隅田川怒涛」が開催中。 オリンピック・パラリンピックが開催される東京を、文化の面から盛り上げるため、多彩な文化プログラムを展開しているのがTokyo Tokyo FESTIVALだ。その中核とも言えるのがTokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13。2000を超える国内外からの応募のなかから選定された13の企画プログラム。そのひとつが「隅田川怒涛」だ。隅田川をひとつの舞台に見立てた参加型の音楽とアートのフェスティバルで、今年の春と夏の2回にわたって展開される(春は5月にオンラインライブが配信された)。2021.08.17 07:25NEWS
【読者プレゼント】何度も使えるオーストラリア発のフードラップ「Bee Eco Wrap」。Gravityfreeデザインが登場。 オーガニックコットンをミツロウなどでコーティングしたオーストラリア発「Bee Eco Wrap」。使い捨てではなく、何度も使えるフードラップは、オーガニック素材が使用されすべてがひとつひとつ丁寧に手作業で作られている。ミツロウを使っているため、レンジで温める際など熱には弱いものの、野菜や果物、チーズなどの保存にはうってつけで、サンドイッチやお弁当などにも適しているという。 この地球にも優しい「Bee Eco Wrap」に日本限定アーティストシリーズが登場。ペインティングユニットGravityfreeによる書き下ろしデザインが記念すべき第一弾として発売されている。Gravityfree柄のS/Mセットを3名の方に読者プレゼント。Gr...2021.08.12 01:00NEWSGEAR
【EACH STORY インタビュー】様々な文化が集い、それぞれが物語を紡ぐ場としてのキャンプインフェス。今年5月、初開催が予定されていた野外イベントのEACH STORY。長野県野辺山の五光牧場を会場に、キャンプインフェスとして開催されることが決定した。1999年にEQUINOXが行われた場所で、ここでの音楽イベントは22年ぶりの開催になるという。場所と自然と人が作り出す豊かで心地いい時間。デイイベントからキャンプインフェスへ。コロナ禍だからこそ、より体験することの意味が問われている。オーガナイザーのおおがたじゅんぺいさんにインタビュー。2021.08.11 01:33NEWSFESTIVAL
マスメディアが伝えない食の裏側に迫るドキュメンタリー『食の安全を守る人々』。 種子法廃止や除草剤の規制緩和、ゲノム編集食品の流通など、いま日本では多国籍企業による急速な農業のグローバル化が推し進められている。わたしたちの健康と食の未来を守るためにはなにをすべきなのか。弁護士で元農林水産大臣の山田正彦が、日本国内だけでなく、アメリカでのモンサント裁判の原告や、子どものために国や企業と闘う女性、韓国の小学校で普及するオーガニック給食の現状など幅広く取材。安全であるべき、日本の食の未来図を探っていく。2021.08.10 01:58NEWS