【結ノ島CAMPインタビュー】奄美の自然を感じるフェスタイム。

フジロックをはじめ、さまざまなフェスの情報が毎週ごとに更新されていくようになった。2019年の野外フェスシーズンの開幕も、もうすぐそこに待っている。「日本一早いキャンプインフェス」をうたっているのが、奄美で開催される結ノ島CAMPだ。今年で5回目となる。奄美へはLCCのルートがある地域ならば、かなり安く行ける。週末のフェストリップ。これが新しいフェスのスタイルかもしれない。結ノ島CAMP実行委員会スタッフにインタビュー。

–––– 開催時期の奄美はどんな気候ですか。

 2月の雨に時期が終わり晴れの日が多くなる天候で、最低でも8~12度ほど。昨年の2日目は天気がよくなり25度近くまで暑くなりました。

–––– この時期に野外フェスを開催しようと思った理由は?

 日本本島の気候であれば、まだ肌寒く野外イベント(キャンプフェス)はほとんど開催されていませんが、南の島の気候であればこの時期などが最も野外フェスに適しているんです。気付けば日本一早いキャンプフェスになっていました。

–––– 奄美の魅力を教えてください。

 他の島と違い奄美大島特有の文化があり人々の温かさを感じます。奄美の中心地は栄えていますが、少し離れると多くの手つかずの自然が残っていて、多様な顔が見える島です。

–––– 結ノ島CAMPはどんな特徴を持ったフェスですか。

 自然を利用したアクティビティ、島ならではのワークショップを軸に子どもから大人まで楽しめるところが特徴です。

–––– 会場の住用内海公園はどんな場所ですか。

 住用内海公園自由広場は、奄美の北から南を結ぶ国道沿いに位置しています。会場はキレイな芝生になっていて、内海を一望できる素晴らしい景色の場所です。

–––– 今年で5回目の開催になります。どんな楽しみ方をしているお客さんが多いですか。

 もちろんステージを楽しみに来られる方が多いですが、家族でカヤックやサップなどを楽しむ方も多いです。年配の方などはフード&ドリンクなどを楽しみに来られる方が多いですかね。

–––– 奄美のお客さんと島外からお客さん、比率はどのくらいですか。

 7対3で奄美の方が多いです。島外の方に多く来ていただければと思ってます。

–––– 今年ならではの特徴を教えてください。

 5回目の開催になり、島出身のアーティストと島の外から来てくれるアーティストのバランスが非常にいいと思っています。島在住の方はもちろん、島外の方が参加されても楽しめるアーティストが揃っていると思います。他のフェスでは聞いたことがない五右衛門風呂体験(水着着用)など文化を残しながらのアクティビティも満載です。

–––– 結ノ島CAMPでどんな時間を過ごして欲しいですか。

 家族、友人、その場で知り合った方など皆さんが一緒になって楽しい時間を過ごして頂ければと思ってます。

–––– 結ノ島CAMPとはどんな思いを込めてつけた名前なのですか。

 結ノ島の「結」は、『結束し協力しあう』という島の言葉で、イベントに参加された方たちが結の心を共有し、ひとつのシマ(集落)のような関係を築ければと思いつけました。

結ノ島CAMP

開催日:3月2日(土)〜3月3日(日)

会場:住用町内海公園自由広場(奄美大島)

出演:カサリンチュ、☆マーレーズ☆、東郷晶子、千尋、gnkosaiBAND。Gravityfree、ABESTREEM、他


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