30時間ノンストップで続く、森でのオールナイトパーティー。【BLUES LEE CAMP/インタビュー】

 都市のクラブではなく、さらなる遊びの深さを体感するための40時間ノンストップのオールナイトパーティー。野外フェスというよりも完全なる野外パーティー。踊り続た先に見えてくるものはどういうものなのだろう。オーガナイザーのミズバタさんにインタビュー。

–––– BLUES LEE CAMPのコンセプトとは?

 原点に戻り、パーティー本来の特別な日という感覚を大切に、非日常な空間で力の限り遊びをする。そのなかで我々(約23歳〜40歳)の見てきたクラブミュージック、ブラックミュージックのパーティー文化の繁栄を目指し、新しいお遊び場を作っていく。

–––– このフェスを立ち上げた思いを教えてください。

 練馬の12時間パーティーで火男さんと野外をやろうと話になりました。最近周りでは刺激のマンネリ化が進んでいて、「同じ遊びじゃつまらない」「新しい遊びを攻めてもっとふざけたい」という思いで今回主催する事になりました。また、一表現者として自分たちの表現、ネクストの探求という点も主催する要因になりました。

–––– BLUES LEE CAMPというタイトルの由来は?

 BLUES=孤独感や悲しみを表現する独唱歌、嘆きの音楽で、これが現代でいうところのヒップホップやレゲエであったり、自分たちの今社会に表現したい言葉に近かったということ。それと、黒人音楽はルーツであっても、アジア人としてそれを表現したくて、世界に誇るアジア人のブルース・リーにちなんでBLUES LEEになりました。マイティクラウンがブルース・リーのテーマソング使って世界でぶちかましてたのも凄い印象的で、何処かで使いたかった言葉やイメージでもありました。で、そのままBLUES LEE だとブルース・リーのイメージが強すぎるので、BLUES LEE CAMPになりました。

–––– どんな特徴を持っているパーティーですか。

 トータル30時間音楽を鳴りっぱなしで、ぶっ倒れるまで酒を飲んで、エネルギーの限りお祭りをやってみようとしています。音楽はDJが多くダンスミュージック、ブラックミュージック中心にオールジャンルです。ヒップホップやレゲエのライブやバンドも楽しめます。フードやショップも含めて、普段東京のクラブでよく遊んでいる仲間を中心にブッキングしています。

–––– 会場となるおおばキャンプ村のことを教えてください。

 武蔵五日市駅から車で15分ほどにある山のなかです。都内からもアクセスが良い所です。このキャンプ場は20〜30メートルの高さの木々に囲まれていて。メイン会場は200人ほどのキャパです。もうひとつ屋内の会場があって、そこは150人ほど入るフロアになります。テントスペース、バンガロー、トイレ、バー、フードブースとコンパクトでまとまっていて便利なところです。

–––– フライヤーによると、テントの持ち込み不可、会場には駐車場がないなど、寝袋を持参してくれなと、事前に確認しておかなければならないことがいくつか掲載されています。他にどんなことを来場者に呼びかけているのですか。

 山の野外なので防寒対策は必要です。テントは空きが出たので先着ですがまだ張れることになりました。山の麓に民家があるので。近くや会場以外では騒がない様にお願いしています。

–––– 来場数はどのくらいを想定していますか。

 150~300人を想定しています。

–––– どんな空間をここで演出したいですか。

 どこかアジアの違う国に来た様な感覚になってもらえたらと思います。非日常な大人のテーマパーク感を出せたらと思います。

–––– ここでお客さんにはどんな時間を過ごしてほしいですか。

 時が止まってる様な感覚になって欲しいです。自分が誰だか、ここはどこだかわからなくなるほど遊んで、いつもの生活を忘れ、心も身体も開放してもらえればと思います。

BLUES LEE CAMP

開催日時:8月18日(土)12時〜8月19日(日)16時

会場:おおばキャンプ村(東京都日の出町)

出演:DJ KRUSH、DJ KENSEI、KILLA TURNER/B.D.、CHAN-MIKA、AO INOUE ex,DRY&HEAVY、空中水泳、他


0コメント

  • 1000 / 1000