ARABAKI ROCK FEST.18
2018.04.29-30@エコキャンプみちのく
数年前まで、数万人を集める日本人アーティストが主役のビッグフェスには、ほとんど興味がなかった。というのも、お客さんを多く集めるためにはそれなりのラインナップが必要で、しかも人が多いことによって、フェスが持っていなければならないと思っているゆとりや発信されなければならないメッセージが感じられないことが多かったから。けれど「アラバキ」に行くようになって、その思いは変わった。ビッグフェスでも、しっかりとメッセージが投げかけられている。そのメッセージを多くの人が持ち帰っていることを「アラバキ」で感じた。
今年もキャンプよろず相談所のメンバーとしての参加。一泊二日というフェスの時間を、キャンプしながら多くの人が楽しんでいる。関東でも春の到来が早かったけれど、東北でもそれは変わらず、かなり暖かくて過ごしやすい数日だった。
今年はKEENが初出店した。去年、牡鹿半島にいぶきがオープン。今回のKEENの売り上げはこの古民家再生プロジェクトいぶきにあてられる。いぶきに関わっているGravityfreeもKEENブースでライブペインティングを行った。Gravityfreeも「アラバキ」は初参加だった。
忌野清志郎さんが描いた一旗(ヒトハタ)うさぎのバルーンが場内に今年も設置された。ロックとは何か、フェスとか何か。東日本大震災で大きな被害を受けた宮城で開催されている「アラバキ」には、そのメッセージが込められている。
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