いつまでも被災地ではない。その思いを胸に3年ぶりに開催。【東北ジャム/インタビュー】

3年ぶりに東北ジャムが開催される。1回目が2013年の石巻で2回目が2015年の女川。もちろん、東日本大震災の復興を願っての開催だった。そして今回のテーマは「いつまでも被災地ではない」。この言葉には復興のネクストステージに向かう決意が含まれているのだろう。東北ジャムの実行委員会に開催直前インタビュー。

––––– 3年ぶりの開催となる東北ジャム。今回、会場が福島の安達太良になったのはどんな理由があるのですか。

 福島のチャンネルスクエアがあだたらに移り、スカイピアあだたらアクティブパークとしてオープンすることになり、そのオープニングイベントを一緒にやろうということになったからです。

––––– 東北ジャムを開催する一番の目的は?

 東北を音楽の力で元気になってほしいという想いからです。

––––– 今回共催するADATARA CHANNEL FESとはどんなフェスなのですか。

 スカイピアあだたらアクティブパークは、スケートボード、スポーツクライミング、スラックラインの3つが体験できる全国初の屋内複合施設です。そこの年に一回のお祭りです。

––––– 岳温泉は、かつてニコニコ共和国という独立国でした。その時代の名残は今も残っているのですか。

 現在もコスモというニコニコ共和国の通貨が使えます!

––––– 会場のスカイピアあだたらはどんな場所ですか。

 あだたら山を一望できるナイスビューな場所です。

––––– 東北ジャムで、参加する人にはどんなことを感じ取ってもらいたいですか。

 今回、ステージで使用する電源をすべて太陽光で発電し、蓄電したものを使用しています。こんなにも大きい音響システムでも、オフグリッド電力で駆動できるという事実をみなさんと共有し、自分で作った電力を自分で使うということを身近に感じていただきたいです。

東北ジャム2018 in 福島あだたら

開催日:2018年5月12日(土)

会場:福島スカイピアあだたら(福島県二本松市)

出演:KEN YOKOYAMA、サンボマスター、NAMBA69、HEY-SMITH、GOOD4NOTHING、SUPER BEAVER


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