【ブラリフェス/フジロック】海外からのお客さんが明らかに増え続けている。日本のフェスがこうなんだと自分たちも表現していくことの大切さ。

FUJI ROCK FESTIVAL

07.27〜30@苗場スキー場

 フェスとはどうあるべきか。多様な音楽をラインナップするだけではなく、自然のなかで開催される野外フェスのスタンスを〈フジロック〉は提示し続けてきた。それは「共生」というものが根幹にある。自然との共生であり、多様な音楽や人との共生。今年、海外からのお客さんがさらに増えた。それは決して悪いことではないし、むしろ歓迎すべきことなのだろう。だけど残念なことに、ゴミの多さが目についてしまった。雨が降り続いたことも、ゴミが多かった理由のひとつだろう。


 ここ数年、出演するラインナップでは未来志向が感じられてきた。ヘッドライナーとしてAPHEX TWINが発表されたときには、「グリーンではなくホワイトのほうがいいんじゃないの?」と思ってしまったが、そんな思いを完璧に払拭してくれる強烈な音と光の世界を味あわせてくれた。3日間で印象に残っているのは、OGRE、ドクタープラッツ、THE XX、マーカス・キング・バンド、スタージル・シンプソン、トロンボーン・ショーティー、AO YOUNG、ヤシの木フラミンゴなどなど。日本の若手バンドのメンバーたちが、自由に〈フジロック〉を楽しでいる姿を何度も見かけた。新しいものを取り込みつつ、しっかりとリスペクトしなければならない先達たちの音楽もここには集まっている。

 今後も海外からのお客さんが増えていくのは間違いない。〈フジロック〉はどういうフェスなのかを、参加する僕らも表現することが大切なんだろう。

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