【ブラリフェス/SORAコンサート】所沢で生まれ発信される音楽カルチャーの波。

SORAコンサート

21.09.25@ところざわサクラタウン千人テラス屋外ステージ

 所沢航空公園で2017年以来2回目の開催が予定されていた「空飛ぶ音楽祭」。航空公園での開催は中止になったけれど、メインステージでのライブに出演予定だったメンバーはフェス2日目の9月26日にアークホールで開催された「希望の響きを所沢に!」に集結した。

 メインステージとは別にセッティングされていたのがSORAステージ。そこでライブをする予定だったアーティストたちが一堂に会すことになったのがサクラタウンの千人テラスでのSORAコンサートだ。入場無料のフリーコンサートとして「空飛ぶ音楽祭」が予定されていた9月最後の週末に開催された。サクラタウンは「COOL JAPAN FOREST構想の中核施設であり、国内最大級のポップカルチャーの発信拠点」らしい。角川文化振興財団が所有・運営する複合施設で、中核となる角川武蔵野ミュージアムは、あの隈研吾氏が設計を担当している。

 ちょっとした観光気分も味わえる場所でのフリーコンサート。多くのフェスが開催中止となった9月という時期にも関わらず、開催したことに賞賛をおくりたい。公共の会場が使えなくなり、他の場所を探す。コロナという状況ではないのであればいざ知らず、よくぞ開催までたどり着いたと思う。Indus & Rocksをはじめ、所沢にゆかりのあるアーティストが出演する。ジャムやロックだけではなく、いろんな音楽が同レベルでラインナップされていた(個人的な感想ではIndus & Rocksのライブがもう少し長かったら良かったけど)。所沢という場所が新しい文化発信のひとつとなっていく。そんなことを強く感じさせられた時間になった。次に「空飛ぶ音楽祭」が開催されるときには、必ず行かなきゃ。

0コメント

  • 1000 / 1000