『かつて僕らは兄弟だった』ロビー・ロバートソンによってザ・バンドの衝撃的デビューから解散まで、今そのすべてが語られたドキュメンタリー。

 母親はモホーク族のインディアンであるロビー・ロバートソン。その血がそうさせるのか、小さな頃から個性的なギターを弾いていたという。カナダのシックス・ネイションズ(イロコイ連邦)で育ったロビー・ロバートソンが、15歳でアメリカ南部のロニー・ホーキンスのバックバンドに加入したことからザ・バンドの歴史ははじまる。そのホークスでのリヴォン・ヘルムとの出会い。そしてボブ・ディランとのツアーを経てのウッドストックへのメンバーとの移住。そこで共同生活をしながら生まれたザ・バンドの名曲たち。そして解散ライブとなった76年の「ラスト・ワルツ」までを追ったドキュメンタリー映画だ。

 ロビー・ロバートソン、リヴォン・ヘルム、リック・ダンコ、リチャード・マニュエル、ガース・ハドソンという5人の兄弟たちの美しい物語。ホークスで出会ってから「ラスト・ワルツ」まで16年に、彼らが残してくれたものの大きさが再確認できる。音楽界の重鎮たちも次々に登場し、彼らの魅力を語る。「ラスト・ワルツ」でメガホンをとったマーティン・スコセッシが製作総指揮を務めている。

ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった

監督:ダニエル・ロアー

製作総指揮:マーティン・スコセッシ、ロン・ハワード

原案:『ロビー・ロバートソン自伝 ザ・バンドの青春』(ロビー・ロバートソン著、奥田祐士訳、DU BOOKS刊)

出演:ザ・バンド<ロビー・ロバートソン、リック・ダンコ、リヴォン・ヘルム、ガース・ハドソン、リチャード・マニュエル>、マーティン・スコセッシ、ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーン、エリック・クラプトン、ロニー・ホーキンス、ヴァン・モリソン、ピーター・ガブリエル、タジ・マハール、ジョージ・ハリスン

2019年/カナダ、アメリカ/101分/原題:ONCE WERE BROTHERS:ROBBIE ROBERTSON AND THE BAND/配給:彩プロ

※渋谷WHITE CINE QUINTO、立川シネマシティ、シネ・リーブル梅田、ほかにて公開中

©️Robbie Documentary Productions Inc. 2019

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