例年であれば、積雪が1メートルにもなる新潟県十日町市。豪雪の地で豪雪の時期に開催されるのが「豪雪JAM」だ。雪の景色の中での野外フェスは、日本のみならず世界でも珍しいだろう。今年は雪まつりと同じ時期に戻して開催される予定だったが、過去に例がないほどの雪不足によって雪まつりそのものも日程を短縮して開催されることになった。豪雪JAMも会場が変更になり、入場料無料のフリーフェスとして行われることになった。その決定が発表されたのが、開催まで２週間ちょっとしかない1月下旬だった。豪雪JAM4代目実行委員長の小野塚裕也さんに緊急インタビュー。
–––– 去年まで2年続いた雪花火との共催から日程が変更になりました。今年はどんな豪雪JAMにしようと考えたいたのですか。
市街地で開催することで、来場しやすくなる。また雪まつりのプログラムも周囲に多く、今まで以上に自由に楽しんでいただけると考えていました。
–––– 雪不足によって会場も交流館キナーレに変更になり、入場無料のフェスになりました。現在の十日町の雪の状況を教えてください。
1月31日発表の十日町市観測の積雪量は0cmでした。この文章を書いている2月1日は、十日町は雪が降っています。一面雪景色となりました。
–––– 雪まつり自体の開催については変更があるのですか。
開催日が2月14日～16日の3日間から、15日（土）16日（日）の2日間に変更されました。また、屋台が並ぶ コミュニティひろばもキナーレ西側駐車場へ会場変更されています。詳しくは十日町雪まつりの公式サイトをご覧ください。
–––– 入場無料によって、豪雪JAMにどんな効果をもたらしてくれると思いますか。
豪雪JAMとはどういうイベントなのかを知らなかったとか、興味を持っていなかったという方々にも知ってもらえたり楽しんでもらえるチャンスだと思います。今まで以上の賑わいとなることを期待しています。
–––– 2月中旬の気候は、どうなる予報が出ていますか。
気象庁の2週間気温予報によると、日中は気温が高めになりそうです。とはいえ夜間は冷え込むので防寒の準備もお願いします。
–––– ツアーの申し込みは、いつまで受け付ける予定ですか。
2月7日（金）まで受け付けております。席数・宿部屋数が残り少なくなってきておりますので、お早めにお申し込みください！
–––– 今年の豪雪JAMで、どんな時間を過ごして欲しいですか。
豪雪JAM以外のステージやひろばもたくさんあり、楽しめる要素が満載です。また市街地での開催ですので、イベント後に地元飲食店を利用していただくなど、十日町を満喫してもらいたいです。
–––– 冬の十日町は、本来どんな場所ですか。
囲の景色が雪に覆われ、晴れた時は山々の濃紺色と白い雪のコントラストがとても美しい場所です。
–––– 参加する方へのアドバイスがあればお願いします。
豪雪JAMの公式サイト、各SNS公式アカウントでイベントに関する情報を随時発表しています。最新情報やオフィシャルグッズなどの紹介もしていますので、ぜひチェックしておいてください！
開催日：2月15日（土）
会場：越後妻有交流館キナーレ 十日町雪まつり特設会場（新潟県十日町市）
出演：渋さ知らズオーケストラ、ADAM at、切腹ピストルズ
http://www.gosetsujam.com/
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