フェスの開催が少ない山陰にあって、DIYスピリットで継続されているキャンプインフェスがSUNLIFEと言えるかもしれない。昨年は開催が見送られ2年ぶりに行われる。小沢見という絶好のロケーションで開催されるオールナイトフェス。ここでは日常とはまったく違う世界に身を任せられる時間になるだろう。SUNLIFEオーガナイザーチームにインタビュー。
–––– SUNLIFEは、どんな特徴を持ったフェスですか。
まず、なんといってもと小沢見ビーチのロケーションです。SUNLIFE当日は、海に沈む夕日や、日本海に浮かぶ漁火などなどなど、この時期ならではの景色を楽しめ、テントサイトもビーチなので、鳥取の夏を最大限満喫して頂けると思います。会場設営には、たくさんの仲間たちが1ヶ月以上前から週末になるとキャンプインして、各々がやりたいことをやる、作りたい物を作る、という感じで会場ができあがっていきます。会場内の設備などはほぼ手作りなので、その辺も楽しんでいただけたらと思います。
–––– SUNLIFEをスタートさせたきっかけを教えてください。
SUNLIFEを開催する前から小沢見海岸では毎年夏に地元のフェスが開催されていたんです。「ONE BIG FAMILY」というレゲエフェスや「Sun-in Beach Party」という外国人が集まるフェスなど、小沢見海岸はいわゆる鳥取のフェスの聖地だったんです。SUNLIFEクルーも今まで開催されていたフェスにはさまざまポジションで関わらせてもらっていたのですが、「Sun-in Beach Party」のオーガナイズをしていたイスラエル人の友人が国に帰ることになり、その次の年(2010年)から「自分達でフェスをやろう」となって始めたのがきっかけですね。
–––– 昨年は開催されず。2年ぶりの開催となります。空いたことでオーガナイズするにあたっての心境の変化はありましたか。
去年はSUNLIFEの時期に、サンライフクルーメンバーの出産が重なり開催しなかったんです。結局我慢できずに8月末に同じ会場でローカルメインのイベントを開催しました。それも楽しかったんですが、やはり自分達のやりたいことを思いっきりできるSUNLIFEをやりたい気持ちが大きくなりました。2年間空いたことで今年は仲間のバイブスが高くて、ええ感じです。
–––– 今年ならではの特徴を教えてください。
はじめての2年ぶりということで、スタッフはもちろん、常連客のみなさん、演者のみなさんのウキウキ、ワクワクは例年よりさらに増して、バイブス高めとなっております。
–––– テント泊するお客さんは、どのくらいを予想していますか。
テントの数は200くらいです
–––– 会場の小沢見海岸はどんな場所ですか。
小沢見の海水は環境省の定める水質調査基準で最高ランクの「AA」と判定されています。僕らも設営の合間にぬけがけしちゃうほど、本当に綺麗で気持ちのいい海です。リフレッシュとはこの事です。しかも、小沢見海岸は遠浅になっていて、大人から子どもまで安心して海水浴を楽しめ、遠浅ならではの良い波もあるのでサーファー達もたくさん集まります。岩山に囲まれた湾内はプライベートビーチみたいで楽園感はハンパないです。そして、この時期は海に沈む夕日が最高です。さらに、夜になれば、たくさんのイカ釣り漁船が漁火で水平線を照らし、日本海を幻想的に演出する景色も圧巻ですよ。さらにさらに、今年か、徒歩15分ほどの「大崎城址」への散策道が地元団体の尽力により開通しています。ここからの眺めは絶景です。
–––– SUNLIFEで、どんな時間を過ごして欲しいですか。
最高に楽しめる環境を準備していますので、普段の日常を忘れて、思いっきり楽しんで欲しいです。
開催日:7月27日(土)〜28日(日)
会場:小沢見海水浴場(鳥取県鳥取市)
出演:ALTZ.P、BASED ON KYOTO with 東京月桃三味線、cro-magnon、SOFT、犬式(INUSHIKI)、DJ HIKARU、KURANAKA a.k.a 1945、ほか
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