れいわ新選組の「新宿センキョ」後、山本太郎が記者に語ったメッセージ。

 7月20日。「新宿センキョ」と題されたれいわ新選組の立会演説会が新宿西口で開催された。16時からの予定だったけれど、スタート前に、ランキンタクシーさんがステージからアジテーションを投げかけていた。その後、木内みどりさんのMCにより開演。三井よしふみさん、辻村ちひろさん、はすいけ透さん、ふなごやすひこさん、渡辺てるこさん、木村英子さんら全国区から立候補している方々と東京選挙区で挑戦している野原ヨシマサさんの他、応援スピーチとして、ラッパーのDELIさん、シンガーの桑名晴子さん、ミュージシャンであり俳優でもあるうじきつよしさん、元文部科学官僚の前川喜平さんらがステージからメッセージを送った。DJとして沖野修也さんも参加。最後にステージに立ったのが山本太郎さん。どんどん人が増えていき、立会演説会にいるというよりも、ライブのような熱い場となった。

 「新宿センキョ」は熱気が満ちるなか20時に終了。その後、何人かの記者が山本太郎さんを囲んでインタビューを行った。おそらくこのインタビューは、発表されたとしても選挙後のことだろう。最後に山本太郎さんが何を語ったのか。ここに掲載。

 ステージに乗るまで実際にどのくらいの人がいるのかわからなかったんです。どのくらいの密度なのかっていうことは、引きで見ないとわからない。一番びっくりしたのは、小田急ハルクへの連絡橋まで人がいっぱいいたことですね。

 私自身のメッセージというよりも、限界なんだって感じている人がどれだけいるのかっていうことなんだと思います。本当は今日この場所に来たかったけど、これから仕事に行かなきゃならなくて残念だ、という方にも何人もお会いしました。みなさんが休んでいる時にも仕事をしなければならない人。もしかしたらダブルワーク、人によってはトリプルワーク。みなさんがギリギリでやっているなかでの応援なのかなって思います。

 声をあげようにもあげられないというか。毎日の生活のなかで、働いて寝るっていう繰り返しのなかで、政治にどうアプローチすればいいのか。なかなか難しいですよね。そのなかで、本気で自分たちに必要だというものを力を合わせてやろうっていうグループが出てきたことに、かけてみたいと思ってくださっている方が多いのだと思います。

 最初から、何がなんでも政治家という職業にこだわって、しがみつきようと思っていません。世の中を変えていくための議員としてなら仕事はしていきたいと思っていますけど。私の一議席のために戦ったとしても、それは多勢に無勢で飛ばされていくスピードの方がはやいという判断で、数を増やすということに向かっています。いろんな党の合流で増えていくっていうことも大切ですけど、まずは徹底的にややっこしい人たちとグループを組むっていうことですね。ややっこしい10人が国会の中に入ったら、国会が面白くならないわけがないじゃないですかっていうことなんです。ぜひ一人でも多くの仲間を国会に送り込んでいただければと思います。

 

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