【あわのネインタビュー】10回目の今年でいったん終了。変わらないゆったりさでフェイドアウト?

房総で夏に開催を続けてきた「あわのネ」。10回目を数える今年で、いったんフェスを終了させるという。そこにいるすべての人が共有できる笑顔をベースにした手作り感のあるフェス。小さなフェスだからことの温もりのあるフェスだ。オーガナイザーの米原草太さんにインタビュー。

–––– あわのネは今年10回目の開催です。この10回で終えるっていうのは、いつから思っていたのですか。

 始める時から10年は続けようということで決めておりました。あっという間に10年ですね。

–––– 今回、最後の特別な「何か」は用意しているのですか。

 特別に最後の何かは用意してません。いつも通りゆったりとフェイドアウトさせますw。

–––– 一昨年の秋に、台風の被害を受けて、会場の白浜フラワーパークは大きな被害を受け、クラウドファンディングによって復興へと向かいました。その経験は、どう今につながっていますか。

 白浜フラワーパークとして、より一層ファンを作っていく大事さを感じ、お客さんとどう楽しむかを考えています。

–––– 10回も続いたことが大きな足跡だと思います。10年を振り返って、どう感じていますか。

 飽きやすい自分がよく10年も続いたな…と感心します。1年目はまったくできなかったことが、毎年うまくこなせるようになってきて効率はよくなったぶん、達成した時の感動は薄れていきます。1年に1回だったあわのネというフィールドは一旦区切って、次なる感動を目指してまたパワーを注ぎたいと思っています。

–––– 今年はどんなあわのネにしたいと思っていますか。

 いつも通り 大人も子どももゆっくりできるキャンプフェスでありたいと思います。

–––– あわのネにとって、館山はどんな場所ですか。

 ある意味では、館山という地元に喧嘩を売るような感じで始めたイベントでした。僕が逆の立場だったら絶対に飛びつくだろうと思ってましたが、なかなかそうもいきませんでしたねw。また新しい喧嘩をうっていきたいと思います。

–––– あわのネを終えて、次にどうするか、なんとなく思い描いていたりしていますか。

 白浜フラワーパークというフィールドができたので、何も1年に1回に注力しなくてもいい感じもしていたところでの10周年だったので、そのエネルギーを毎週具現化できる施設を目指して作り込んでいきたいと思ってます。

–––– 最後に、10回目のあわのネでどんな時間を過ごして欲しいですか。

 キャンプする人、踊る人、海で遊ぶ人…それぞれの楽しみ方を実現させてゆっくり過ごしてほしいですね。

あわのネ

開催日:7月6日(土)

会場:白浜フラワーパーク(千葉県南房総市)

出演:RABIRABI、no entry、SAIRU、マーレーズ、Spinna B-ILL、バセルバジョン、田中光、Auto&mst、CHAN-MIKA、ほか


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