【OZU RIVERSIDE FESTIVALインタビュー】フェスによって、被災した人たちの心に明かりを灯す。

昨年の6月下旬から7月上旬にかけて、西日本を中心に甚大な被害をもたらした西日本豪雨。線上降水帯が発生したことで、局地的に雨量が多くなった場所もあった。愛媛県大洲市も川が氾濫し、大きな被害があった。豪雨からほぼ一年が経ち、大洲で入場無料のフェスが開催される。フェス開催の発起人であるマスダノリオさんにインタビュー。

–––– OZU RIVERSIDE FESTIVALを開催しようと思った理由を教えてください。また開催を決めたのはいつ頃だったのですか。

 理由はただひとつで、昨年の西日本豪雨災害時に、実家のある愛媛県大洲市も多大なる被害を受け、心が沈みました。もちろん、災害後に被害にあった家の片付けや復旧作業はしましたが、25年ほどエンターテインメントの世界で仕事をしてきた僕が、もっと何かできることはないかと考え、被害にあった人たちの気持ちを少しでもフェスで楽しませれることができたらと思い、開催しようと思いました。

  開催を決めたのは、被害を受け、Caravanさんはじめ全国各地にいる多くの仲間達に何かできることはないかと声をかけてもらってたので、災害があってすぐです。

–––– 去年7月の豪雨で大洲市には甚大な被害がありました。現在はどのような状況ですか。

みんなが各々頑張りや全国各地のみなさまの助けもあり、だいぶ復旧復活はしていると思いますが、多くの人が本当に笑えるまでまだまだ時間はかかると思っています。

–––– 大洲という街は、どんな魅力を持った街ですか。

 大洲は山々に囲まれ、その山々の間を肱川が流れてます。昨年、その肱川が氾濫しましたが、昔から共に暮らしてます。田畑には、なくてはならない存在です。魅力を自分に受け取ることなく、東京に出てしまった僕には、何も言えませんが、山と川、自然がいっぱいです…ぐらいです(笑)。ですが、良くも悪くも愛媛県大洲市とゆう街を多少なりとも知ってもらえたので、自然と共に、魅力のある街になればいいなと願い、それに尽力したいと思ってます。

–––– このフェスは入場無料のフリーフェスとして開催されます。入場無料にした思いを教えてください。

 このフェスの根本にあるのは、大洲のみなさんに楽しんでもらいたい一心でした。その思いで開催を決定したので、入場料を頂くことは一切考えもしなっかたです。

–––– どんなメンバーが集って、このフェスを立ち上げたのですか。

 フェスを開催するにあたり、実行委員会を作りました。実行委員長はいません。実行委員会のメンバーは、僕の同級生(51年会)12人、テレビでも活躍中のやのひろみさん、松山サロンキティ店長が参加してくれて、その後本当にいろいろな方のご協力のもと進んでます。出演者、CREW、集まってくれた全員がヒーローなフェスになればいいなと思ってます。

–––– ライブの他に出店などどんなコンテンツを用意していますか。

 共感していただいたキッチンカーが7台集合します。

–––– どんな1日になればいいと思っていますか。

 雨が降ろうが槍が降ろうが、負けず、本当に一日中みんなで笑って過ごせればいいなと思っています。

OZU RIVERSIDE FESTIVAL~Future and Music to OZU~

開催日:7月7日(日)

会場:大洲市立平小学校グラウンド&体育館(愛媛県)

入場無料

出演:Caravan、ホリエアツシ(ストレイテナー)、ATSUSHI(Dragon Ash)、BUGY GRAXONE、他



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