【ZIPANGインタビュー】夏を前にリゾート気分を満喫するオールナイト・フェス。

夏を前に千葉・房総の海辺のキェンプ場でオールナイト・フェスが開催されている。今年で5回目となるZIPANGだ。東京からそれほど遠くない房総。自然が間近にある会場と都市を感じさせてくれる音楽やアートが、どうZIPANGというフェスの中で融合していくのか。オーガナイザーの高田さん、石田さんにインタビュー。

–––– ZIPANGとは、どんなコンセプトを持ったフェスですか。

 世界でもトップレベルを誇るアンダーグラウンドなミュージックシーンと、そこから派生するアートやライフスタイル・カルチャーを世界に発信するべく、国内外で活躍する国内アーティストのみを招聘したフェスです。

–––– ジパングをスタートさせたきっかけを教えてください。

 自分達も大好きな、南房総っていうロケーションで友達と遊べたら最高だなーって、ロケーションに恋して始まった パーティーですね。

–––– オールナイトに対してのこだわりとは?

 ZIPANGはタイムテーブルありきでラインナップを決めています。自分たちが思い描く流れを考えると必然的にオールナイトというかたちになりました。また、夜通し踊ることによりオーディエンス同士の連帯意識が生まれます。この連帯意識は、朝を迎えたフロアにポジティブなエネルギーをもたらしてくれると信じています。

–––– 今年ならではの特徴を教えてください。

 5周年ということで、今までにないくらいバラエティに富んだラインナップが実現しました。日本を代表するDJ陣から気鋭ヒップホップアクト、実力派ジャムバンドなど各フロア見どころが満載になってます。また、昨年まであった温室ドームのJungle Floorが老朽化のため解体されてしまったので、今年より新設フロア・BIOTOP FLOOR(ビオトープ)が誕生します。またボタニカルリキュール・CocaleroがサポートするHIGHLIFE FLOORの場所も移設します。新たな試みをご期待ください。

–––– 夏フェスがスタートする直前のこの時期に開催する理由を教えてください。

 梅雨が明けるか明けないかの微妙な時期なんですが、会場である白浜フラワーパークはこの時期の降雨量が毎年少ないのでこの時期にしてます。去年は前日に最速の梅雨明けでどピーカンでした。

–––– 白浜フラワーパークはZIPANGにとってどんな場所ですか。

 過去にいろいろなパーティーを開催しましたねー。長いお付き合いがある会場です。 会場がキャンプ場としてどんどん成長していく姿も毎年見てるし、逆に会場側は僕らの数々の失敗談を知ってるw。他の会場とはまた違う ホームを感じる場所ですね。 普通の日にキャンプしに来てもいい場所です。

–––– 今年のZIPANGで、どんな体験をしてもらいたいですか。

 たくさん笑って欲しいですねw。兎に角、うちの運営スタッフはよく笑ってますw 。好きな音、好きなアート、海、非日常を楽しんで貰いたいなー。 南房総エリアは、ドライブしても凄い良い場所なんで軽旅を体験する事も出来るし…。夏の始まりをZIPANGでスタートさせて下さい!

ZIPANG 2019

開催日:6月29日(土)〜30日(日)

会場:白浜フラワーパーク(千葉県南房総市)

出演:BANDERAS、Dachambo、 KEIZOmachine!、Indus&Rock、Digda、RABIRABI、SARATOGA、DJ HIKARU、 DJ YOGURT、ALTZ、SINKICHI、ほか


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