ギター&ボーカルの黒澤次郎 、ドラムスの 岩野真央 、ベースの太田敏明 の3人で、メンバーチェンジすることなく活動を続けてきたIndus&Rocksが活動20年を迎えた。その集大成となるワンマンライブが4月13日に横浜BAYHALLで開催される。昨年末には、活動20周年を記念したZINEも発行されている。日本全国の多種多様な場所でライブを重ね、人と音、人と人も繋げてきたバンド。20年とはどんな時間だったのか。Indus&Rocksの3人にインタビュー。
– 結成時を振り返ってみて、どんな部分がバンドとして進化していると思いますか。
去年くらいから自分らでレコーディングして、MIXとマスタリングまで出来るようになりました。JAMもスムーズになったなぁと思います。
– 3人で演奏することで、もっとも大切にしていることは?
一体感と寄り添う感覚と、時にパッションを爆発させる意識。一音一音丁寧に鳴らすこと。そして歌心、ですね。心から心へ届ける気持ちです。
– 20年もバンドが続いてこられた大きな要因はなんだと思いますか。
家族、メンバー、周りの仲間たち、ファンの皆様に支えられてるからだと思います。あと、わりと普段から、年老いてもIndus&Rocksずっとやりたいよねっていうような想いを、メンバー同士でちゃんと言葉で伝え合っていることですかね。
– 20周年のZINEが発行されています。どんな内容なのですか。
活動20周年を記念したフワッとした香りみたいなアートブックです。主にIndus&Rocksの写真や絵など。時々、文章もあります。
20周年ワンマン @ BAYHALLの告知も、BAYHALLとのご縁を繋いでくれた濱JAMの加藤直樹さんのコメントと共に掲載してます。音楽旅仲間のJ.M.K、キジハ、佐久麻瞬太郎のページだったり、Indus&Rocksがインタビュアーとなった20周年記念Tシャツデザインをしてくれたアニメーターのクリス・マクマレイさんへのインタビューを日本語と英語の両方で載せてたりもしてます。音楽喫茶MOJOのマスター工藤昭太郎さんは、プロレスのリングネームである「チョップ魔神」名義で文章を寄稿してくれていたりもします。
ZINE制作の企画を立て、協賛広告のページを設けて製作費を集めるところから全体の監修と各ページのディレクション、デザインやレイアウトも全80ページの内60ページ以上は自らやりまして、入稿、発注、納品まで1年がかりの制作となりました。裏表紙は食べたパプリカの写真を拡大し滑らかにしたものです。背表紙は食べたパプリカのヘタの緑と食べた後に種を植えて、年月が経ち大きく育ったパプリカの葉っぱの緑を合成しました。
– 20周年ライブは、どんなセットリストにしたいと思っていますか。
基本は、いつも通りセットリストを決めないままにしようと思ってますが、やはり特別な機会なのでいろいろと仕込んでる部分もあります。昔の曲から最近の曲、そしてBAYHALLワンマン当日にリリースするつもりの14作目となる新譜に収録される新しい曲たち。
– 20周年ライブは、みなさんにどう楽しんでもらいたいですか。
安心安全に、音に身を任せて。夢中で踊ったりボーッとしたり、揺れてるだけだったり、自分の好きな感じで楽しんでいただきたいですね。肩の力を抜いて共に幸せを感じながら、ひと時を過ごせたらいいなって思ってます。
生きる、そして楽しむという心のエネルギーのドデカいヤツ、フワッと、ぶっ放します!!!
– 20周年ライブの次の目標は?
BAYHALLの次の主催する大きなイベントは、2025年6月8日の埼玉県所沢市の航空公園野外ステージ。巨大な屋根があるので、雨でも大丈夫な野外フリーフェスティバルです。所沢で立ち上げた音楽レーベル「 aqoocan recode 」のみんなとの共同主催です。航空公園の野外ステージでついに初めてIndus&Rocksライブできる機会を自ら設けました。
20th ANNIVERSARY LIVE「 for 20 」
開催日:4月13日 (日)
会場:BAYHALL YOKOHAMA(神奈川県横浜市)
20th ANNIVERSARY ZINE「 for 20 」
B5縦サイズ無線綴じ
右綴じフルカラー
2024年12月 2,000部 発行
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