コロナ禍によって、すべてのフェスの開催ができなくなってしまったのが5年前。復活してさらに人気を集めたフェスもあれば、復活したものの継続を断念したフェスもある。復活できないままのフェスもある。
そんななか、唯一無二のスノー&カルチャーフェスとして東北で10年以上の長きにわたって開催され、数少ない冬フェスとして多くのファンから愛されてきたAPPI JAZZY SPORT(AJS)が復活することが発表された。
このAJSが特徴的なのは、スキー場のフードエリアを使い、開演が18時だということ(終演が25時予定)。ホテル宿泊付きのプランもあり、フェスの当日も、フェスの翌日も、存分にスキー&スノーボードを楽しむことができる。
もちろんフェス単体としても魅力満載で、現在の日本ヒップホップカルチャーの基盤を築いたミュージシャンたちがAJSのステージに立ってきたし、それは今年も変わっていない。ライブペインティングやダンスパフォーマンスもセッティングされ、音楽、アート、ダンスの融合が試みられていることも、唯一無二のスノー&カルチャーフェスと賞賛されるゆえんだ。東京という大都市からはだけではなく、仙台や盛岡といった東北を代表する街からも距離がある安比高原のスキー場が会場。いくつものマイナスと思える要素をクリアにし、そのポイントをプラスに変えてきたからこそ、長きにわたって開催されてきたし、今回復活できた大きな要因なのだろう。
5年ぶりとなる25年の出演者は、Daichi Yamamoto、田我流、GAGLE、in-d、ISSUGI & GRADIS NICE、JJJ、J.Studio098、MARTER Trio、STUTS、WONKなど。コロナ前にラインナップされていたアーティストたちが多くラインナップされた。変わらないAJSと進化したAJS。今年はその両面を楽しめるはずだ。今年は、知的障害のある人を「アーティスト」として捉え、彼らの「異彩」をアートという形で発信するとりくみを続け、世界から注目を集めている「ヘラルボニー」がサポートしいることも大きな注目ポイントになる。
APPI JAZZY SPORT 2025 Supported by HERALBONY
開催日:2025年3月22日(土)
会場:安比高原スキー場 安比プラザ屋内特設フロア
Live:
Daichi Yamamoto、田我流、GAGLE、in-d、ISSUGI & GRADIS NICE、JJJ、J.Studio098 (KOJOE, MuKuRo, LazyWii, DJ NAPPY BWOY, POM, The Priceless)、MARTER Trio、STUTS、WONK
締めの入魂歌:
BIG-RE-MAN
Dance Showcase:
BudaMunk & VIBEPAK、Hangout & Rarity、STAX GROOVE+Broken Sport, Keitric, Nessow, ハジケルアシ、Swing Bop Jammin' (Riel, Jane, Alisa, Sachiko)
Opening Beat Live:
MAHBIE
Art Exhibition:
HERALBONY、JUTA SVOGG、Kazuma Fujiwara、Qurover、スズキゴウ(Jazzy Sport : 山ノ革命)、Tokio Aoyama
Booth:
HERALBONY、Aeron Standard、Andy Cut Shop、Jazzy Sport Music Shop、NAGASAWA COFFEE、OOD
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