演奏する楽しさが伝わってくる。横浜西口ジャグバンドフェスは今年22回目の開催。

　ジャグバンド（(Jug Band）とは1900年初頭アメリカ南部で発生したバンド形態のことをいう。洗濯板（ウォッシュボード）に代表されるように、生活用品を楽器に見立てて演奏する音楽であり、ポピュラーミュージックの原点にある庶民的で原始的な音を楽しむことを教えてくれるバンド形態でもある。

　フォーク、カントリー、ジャズ、ブルース…。楽しむことを基本にしているアコースティックを主体にするバンドたち。そんなバンドたちが全国から横浜に集結して開催されるのが西口ジャグバンドフェスティバルだ。今年で22回目。初開催の時は13組だった出演者も回数を重ねることに増え、今回は60近くにもなる。横浜の春フェスと言えばグリーンルームを思い浮かべるけれど、それよりも歴史が古い。エントランスフリーの会場もあるので、横浜西口で音楽で1日を満喫。

横浜西口ジャグバンド・フェスティバル

開催日：4月8日（土）

会場：Niigoひろば、Yokohama mint Hall、Mint Bar、Naked Loft、THUMBSUP、STOVES、STOVES Back Yead

出演：ウクレレジャイブ（藤井ヤクハチ康一／KOTEZ）、Jalopy Jug Band All Stars（from Brooklyn）、ポカスカジャン 、ほか