【ブラリフェス/赤城SUN do】神社という歴史と音楽(ライブ)というムーブメントの邂逅。

赤城SUN do

2022.03.119@三夜沢赤城神社

 無宗教で、神様の存在を特別視することはないけれど、それでも神社には惹かれてしまう。お寺よりも神社。人間よりも自然を崇めたい。

 イベントやライブの開催情報は、それほどこまめにチェックしているわけではない。「こんなのがあったんだ、行きたかった」と終わってから悔やむことも少なくない。開催を知って「これは絶対に行かなきゃ」と思ったのが「赤城SUNdo」だった。まず会場が三夜沢赤城神社であること。ライブのラインナップが冥丁、OKI、中納良恵らだったこと。そしてLIQUID LIGHTINGでOVERHEADSの助さん(助川貞義)がクレジットされていたこと。そこでどんな時間になるのか。自然と音楽とスピリットがどんな交流をするのか。とにかく、その場にいて体感しなければと思った。

 鳥居をくぐる際に会釈をしてから参道を歩く。階段を登った先の本殿の前にステージが設けられていた。ステージ後方にスクリーンが貼られて、本殿の姿が見えなくなっていたけど、希望としてはスクリーンがないほうが良かったかも(カナダとつなぎオーロラの映像を生でスクリーンに映すこともミッションのひとつだったから、しょうがないのだけど)。

 樹齢1000年に近い大木があり、パワースポットと呼ばれているポイントもある。神社という歴史のなかで、今の音楽をクロスさせていく。時間と時間が交流する。こんな特別な場所でフェスを開催するというアイデアと、それを結実させた気力にリスペクト。

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