90年代後半にイギリスで結成されたザ・ニュー・マスターサウンズ。60年代後半のソウルジャズやミーターズをバックボーンにしたディープファンクと称されるインストサウンドは、イギリスだけではなく、アメリカのジャムシーンでも注目を集め世界レベルで人気を獲得していった。
日本には2006年に初来日。以降、フジロックへの出演も含め、UKのジャズファンクにUSのジャム感をミックスさせた唯一無二のグルーヴで、多くのファンを踊らせてきた。
この10月には17作目となるアルバム『ザ・デプラー・エフェクト』をリリース。2019年にリリースされた前作からボーカルにラマー・ウィリアムス・ジュニア(1972年から1976年までオールマン・ブラザーズのベーシストを務めたラマー・ウィリアムスの息子)を起用し、今作でも数曲でファンクとサザンロックの融合が試みられている。全体を通したベースにしっかりあるのは強力なファンク。これはザ・ニュー・マスターサウンズが結成されて以来、変わらないスタイルだ。
2023年2月に3年ぶりとなる来日も決定した。世界各国をライブでめぐり、フェスでも多くのファンをファンクによって魅了してきたザ・ニュー・マスターサウンズの4人。より深化させたファンクを浴びせてくれるのは間違いない。
THE NEW MASTERSOUNDS LIVE SCHEDULE
2023年2月8日(水)@SHIBUYA CLUB QUATTRO(東京都渋谷)
2023年2月9日(木)@Shangri-La(大阪府梅田 )
0コメント