「冬のスキー場でビールと音楽を楽しむ」。これをコンセプトとして2012年に志賀高原でスタートしたのがSNOW MONKY BEER LIVEだ。今年は日本のクラフトビール・シーンをリードする17社に加え、アメリカのシカゴからPipeworks Brewingもやってきて、計197種類ものビールがラインナップされた。年を重ねるごとに注目と人気を集め、今年は最後を飾る3部は、チケット発売10日ほどで完売してしまった。SNOW MONKEY BEER LIVEのオーガナイザーであり、志賀高原ビールの佐藤栄吾さんに冬フェスへの思いを聞いた。
–––– ビールとライブを楽しむフェスとして、今年で7回目の開催となります。なぜ3月の開催なのでしょうか。
ぼくらブルワーも春から秋まで、醸造はもちろん、ビールのイベント等で忙しいので、最初はぼくらのリラックスできる合宿的な意味もありました。スキーもスノボもできるし、アーティストのみなさんにとっても、比較的に時間が取れる時期じゃないかな。一面白一色の山の中っていう、非日常な場所っていう意味でもいいと思ってます。
–––– 開催日が金曜と土曜になっています。変更した理由は?
単純に三連休じゃないからです。日曜開催も考えたのですが、最初の数年、日曜日の昼間だと、翌日のために帰りたい人も多いのか、いまいち盛り上がらなかったから。今後のため、みなさんの、ご意見いただきたいです。
–––– 二日間で3部構成にしているのは理由は?
できるだけたくさんのみなさんに、お楽しみいただきたいから。いまだに手探りの素人イベントですが、「参加したい」と言ってくれたり、「ぼくらが見たい」って思うアーティストさんも多くて、このくらいじゃないと収まらないです。
–––– 今年のスノーモンキーの特徴を教えてください。
毎年の積み重ねなので、だんだん進化しています。ビールだと、今年は本当に200種類以上が揃います。ライブのラインアップも、こんなことになると思ってませんでした。
–––– 開催を続けていく過程で、どんな変化を感じていますか。
こんなに、わざわざ山の中に来てくれる「物好き」が増えるとは!音楽が好きだから、ビールが好きだから。それぞれの理由で来てくれた人が、新しいビールや音楽のファンになってくれてます。海外の人も増えました。多分20-35%くらいだと思います。ビール屋の負けず嫌いがすごいので、たぶん日本のビールイベントで一番のラインアップだと自負しています。ミュージシャンのラインアップは、昔のぼくの想像を大幅に超えてます。
–––– ここでどんな時間を過ごして欲しいですか。
ただただ、ビールと音楽を楽しんでほしいです。できれば、フードや、スキー・スノボや、スノーモンキーも。
–––– 3月の志賀高原、スノーモンキー以外にどんな楽しみがありますか?
スキー、スノボ、雪猿、精鋭の出展者のフード、新たな出会い、くつろいでいる自分に気づくこと。
開催日:3月16日(金)17:30-22:30 第一部
3月17日(土)11:30-16:30 第二部
3月17日(土)17:30-22:30 第三部 SOLD OUT
会場:志賀高原総合会館98ホール(志賀高原・蓮池)
出演:韻シスト、思い出野郎Aチーム、GOMA meets AFRA、jizue、Nabowa、LUCKY TAPES、toconoma、ホテルニュートーキュー、Polaris、LEARNERS、他
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