那須で初開催される踊る遊園地フェス。【EN FESTIVALインタビュー】

那須ハイランドパークで3日間に渡って初開催される「踊る遊園地フェス」。年代やジャンルをクロスオーバーさせた120組ものアーティストやDJが集結する。様々なアトラクションに乗りながらアーティスト達の音楽を楽しむことことも可能だ。遊園地を会場にしたフェスといえば、日本パーティーシーンの1ページを築いた、あの「RAINBOW2000」を思い浮かべる人も多いだろう。なぜこのフェスを立ち上げたのか。オーガナイザーのひとりであるSKMにインタビュー。

–– ENフェスは今年初開催です。開催するきっかけを教えてもらえませんか。

 DISC JUNKEYのTAROさんと、RYO TSUTSUI さんがENを立ち上げて、このFES以前から開催していたのですが、Katsu Araiさんと自分で遊園地でFESを考えていた時に、ご縁が発動。みんなでやろうっていうことになり、4人で動きだし、開催にいたりました。


–– ENフェスの特徴とは?

 ハウス、ディスコ、テクノ、トランス、バンド。この界隈にいる人達なら分かると思いますが、これだけのクロスオーバーなFESは最近は無かったと思います。サイケとHiphopのフィールドの人たちが仲良くなったり、音楽だけでなく考え方も進化している。そんな明日への新しい価値観を感じられるイベントだと思います。そしてなにより、3日間、遊園地でFESってことが1番の特徴。

–– ENフェスというタイトルにした理由は?

 縁です!ご縁です!


–– 開催時期の10月後半の那須の気候や気温はどのくらいになりそうですか。

 真冬の装備、格好で来てください。晴れれば、昼間はトレーナーで大丈夫だと思いますが、夜はダウン必須。ただ、テクノは大きな暖房完備の室内、遊園地常設の室内も多々あり、温泉もある。チルな場所もあるので気軽にお越しいただきたいです。


–– 飲食やマーケットに関してはホームページに掲載されていませんが、どのくらいの出展数を予定しているのですか。またキャンプサイトに食べ物や飲み物の持ち込みは可能ですか。

 50店舗ぐらいになります。飲食物の持ち込みは基本お断りしています。キャンプは別ですが。


–– 23歳以下のチケットが一般に比べると安く設定されています。それは若い世代にパーティーを楽しんでもらいたいという思いからなのですか。

 よくぞ!そうなんです!若い人にこのエネルギーを。繋がりの楽しさを。重苦しい世の中で明日への希望のひとつとして体感してもらいたい。コロナで思い出に残るようなことをなにもできなかった小学、中学、高校生、大学生。そんな人達にも、心の開放できる場所を、と思っています。

–– 音楽ではないコンテンツ、例えばワークショップなどは予定されているのですか。

 今回は、ワークショップはありません。次回は考えていますが。とにかくしっかりしたキッズエリアや、常設の施設がたくさんあります。遊園地ですから、遊園地も楽しんでください!


–– キャンプ泊の人はどのくらいを想定していますか。

 300のテントを張れるスペースがあります。焚き火も、直火じゃなければ可能で、薪の販売も致します。


–– 参加するみなさんに、どんな時間の過ごし方をしてもらいたいですか。

 夢の、遊園地島へようこそ!そんな、普段からの離脱。そして、縁をたくさん感じてもらえるような、当たり前だけど、当たり前じゃない時間を過ごしてもらえたらと思います。

EN FESTIVAL 2022

開催日:10月28日(金)~30日(日)

会場:那須ハイランドパーク(栃木県那須町)

出演:踊ってばかりの国、水曜日のカンパネラ、どんぐりず、kiki vivi lily、NEKOSOGI、YoLeYoLe × tengusa、ZAKINO、ほか


0コメント

  • 1000 / 1000