【no en, no life!! インタビュー】都内からわずか1時間の別天地。

 三方を緑に囲まれた谷戸にあるSYOKU-YABO農園で開催される「no en, no life!! 」。バス停を降りて大楠山の方へ数分歩いたところにそこはある。農園に入ると、まったく別世界に踏み込んでしまったような感覚になり、「ここは本当に横須賀なの?」と思ってしまうだろう。縁を大切にしようと立ち上げて4年。オーガナイザーのYEAthさんに開催直前インタビュー。


––––「no en, no life!! 」はどんなきっかけで、いつ始まったのですか。

 2014年の秋が第1回目ですね。やろうと思ったのがその年の春くらい。はじまりはふとしたきっかけで、関西在住のミュージシャンの一二三(ひふみ)のところに遊びに行ってて、「今度ソロツアーしない??」「そんならツアーにしちゃう??」「SYOKU-YABO農園とBrown's Fieldで出来るか聞いてみるよ」「やれるかも」「やりたい!」「ならやっちゃおう!」。そんなこんなで、ドタバタと始まった旅でした。

 第1回目は横須賀のSYOKU-YABO農園と千葉のBrown's Fieldを2日間かけて体験型ツアーフェスだったのです。

–––– どんなフェスにしたいと思って立ち上げたのですか。

 やはりこれは「縁」ですね。僕自身はカメラもやっていて、ライブ会場やフェスなど仕事とプライベートを問わず、時間とお金が許す限りはなるべく音のある現場には足を運ぶようにしています。そんななか、会場での新たなる出会いがいつも楽しくて、まだ関わりがないミュージシャンたちやお店、お客さん(友だち)たちが出会ってく様を、フェスのメインの楽しみにできたらさらに面白くるなるんじゃないのかなと思って。それでイベントのタイトル名が「no en, no life!!」になったんです。

–––– 会場のSYOKU-YABO農園はどんな場所なのですか。

 真ん中に畑があって山々に囲まれ、こんなところが横須賀なのって思ってしまう場所です。本当に素晴らしいところですね。野暮長のやすさんもミュージシャンで、僕らみたいな音楽イベントも快く開催させていただいいます。都内から車で1時間、逗子駅から横須賀駅からも頻繁にバスもでていて、かなりアクセスもよいところで、昼間も夜も最高な場所です。

 SYOKU-YABO農園でのご飯は最高に美味しいです。定番のかて飯(いわゆる郷土料理の混ぜご飯)から全国から集めた選べる味噌汁とともに、畑を目の前にして食べるご飯は贅沢ですよ。

–––– 今年の特徴は?

 やっと形になってきたように思います。イベントタイトル「no en, no life!!」のなかにある、縁からはじまり園にあつまり、演、円、塩、宴、延々となんとか続けてこれました(笑)。今年はなんといってもこの祭りのなかで祭りをやることになる「Peace-K祭り」が象徴的になるかもしれませんね!昨年オファーをしていたのですがタイミングが合わず。今年こそはと縁のあるミュージシャンの集い「Peace-K祭り」をやらせてもらえます。僕ら運営側も未だに誰が来るのか知りません(笑)。

–––– このフェスでどんな時間を過ごして欲しいと思っていますか。

 音楽もたくさんあるし、出店もたくさんある。山を登るのもいいでしょうし、畑をみながらのんびりご飯を食べるのもいい。実り多き縁のある1日にしてほしいですね。

no en, no life!!

開催日:10月14日(土)

会場:SYOKU-YABO農園(横須賀市芦名2-1700)

出演:Indus&Rocks、ズクナシ、Peace-K祭り、千尋 with 鈴木井咲、越野竜太、大島武宜と働く機械、他


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