3月29日。金佑龍としてのラストワンマンとなるライブ開催への思い。

ソロ名義での活動を終えようとしている金佑龍。青山月観ル君想フでのライブは、ワンマンとしては最後となる。ライブを開催するか、それとも中止にするのか。その胸のうちを聞いた。


–––– 金佑龍としてのラストとなるワンマンライブが3月29日に予定されています。けれど、コロナウィルス感染の広がりを危惧して、多くのライブが中止や延期になっています。

佑龍 ライブもいろんなやり方があると思っていて。お客さんを入れずに、関係者だけを呼んで、ハコ代を自腹で払って。みんなのギャラも背負って、配信で見てくれよ、と。そういうのでもエエんかなっていうところもあったんです。今回、初めて呼ぶメンバーがいて、マリンバとか鍵盤をやっている女性なんですけど、その人に子供がいて。その女性の両親も年配の方なんで、もしウィルスをもらってしまうと、ちょっと危険やなあって思うこともあって。

–––– 年齢が高い方が重症化していることが多いし。

佑龍 他にも子供を持っているサポートメンバーが多いので、それも気にしないといけない。もちろんお客さんに対しても同じですが。

–––– 29日は何人のメンバーになる予定?

佑龍 8人の予定です。どうするのがいいのか、ずっと悩んでいました。金佑龍としてのラストワンマンを、みんなが安全に見てもらう方法って、何があるのかなって。いろんな人と話して、いろんな人に相談して。

–––– 結局はそれぞれが結論を出すしかないんだけど、何が間違いで何が正解ということはないから。

佑龍 ライブをする。中止、もしくは延期する。無観客で生配信にする。どの結論も英断でありオーケーだと思うんです。ただ僕はやる気だし、メンバーにもやる気だっていうことを前から伝えていました。やるっていう方向で、何がベストか、何がベターかを考えたかった。そして結論は、今回のワンマンのラストライブは、延期することなく行うことを決めました。ライブをみんなが平和で、何の問題も滞りなく、その時間を過ごせることが一番だと思っています。

–––– コロナが収束すればいいのだけど。そもそもワンマンを3月に開催するっていうのは、いつ決めたのですか。

佑龍 去年の10月でした。そして悩んで、やっと結論を出しました。中止や自粛という選択は最良の選択だと思います。それぞれの想いがそこに向かっていると思います。そんななか、僕は今回は敢行します。多様な判断があって良いと思うんです。僕は僕で決断したこのことも最良の選択と思って臨みたいです。メンバーが僕がやると言う事に賛同してくれた時は本当に最高のライブにしたいとさらに思いました。本当に心が震えました。ライブに参加するにあたって決して無理はしないでください。それは伝えたいです。みんなに対して、どういう言い方、どういう伝え方がいいのか、わからないんです。スタッフやメンバーも含め会場に入る全員の検温測定をし、アルコール消毒を徹底し、空気清浄機稼働、ライブ前に換気、転換中もライブ終演後も換気もします。映像にも入ってもらって、有料になりますけど、生配信もします。会場に行けないという方には、パソコンの前で、金佑龍のフルバンドセットでのラストワンマンライブ応援してもらえたら幸いです。

写真 = meg suko

金佑龍 BANDSET ONEMAN LAST LIVE “BYE BYE YEAH!!!”

開催日:3月29日(日)

会場:月観ル君想フ(東京・青山)

MUSER(当日のライブ配信サイト)



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