サハラ砂漠の遊牧民たちの希望を音楽で発信するタミクレストが再来日。

 今年の朝霧JAM。来日アーティストと日本人アーティストがバランスよくラインナップされている日本を代表する秋フェスだ。発表された今年のラインナップを見て興味深いのは、過去の開催よりも世界の音楽が集まっていることだ。特に2日目が顕著で、タイのSAFEPLANETやハンガリーのBohemian Betyarsとならんで、アフリカのタミクレストが名を連ねていた。

 タミクレストを紹介するために国名ではなく「アフリカ」と書いたのは、主なメンバーがトゥアレグと呼ばれるサハラ砂漠周辺で暮らす遊牧民たちだからだ。プロフィールによると、「彼らは1990年に勃発した<トゥアレグ抵抗運動>にて命を落とした家族や友人をたくさん見てきた。 そして再び同地域で闘争が勃発した際、リーダーでヴォーカル/リード・ギターのウスマン・アグ・モサが、武器を使わず音楽で抵抗しようと考え結成したのがこのバンド『TAMIKREST』である」

 2017年の橋の下世界音楽祭にやってきてから2年ぶりの来日となる。9月30日の名古屋得三で東アジアツアーをスタート。10月3日からは韓国へ渡り、10月9日の横浜サムズアップで再来日。そして朝霧JAM、ピーター・バラカンのLIVE MAGICと出演が続く。

 サハラ砂漠で生きる民の希望を発信する彼らのメッセージを、自分たちのルーツにあるアフリカの遊牧民の音楽とロックをミックスした音楽に乗せていく。なかなか日本ではライブでは見る機会が少ないだけに、フェスはもちろん、たっぷりとライブが楽しめる横浜や青山の公演も注目だ。

TAMIKREST FAR EAST ASIA TOUR

10月9日(水) 横浜@Thumbs Up

10月11日(金) 京都@VOXhall

10月12日(土) 豊田@旧東高校

10月13日(日) 静岡@朝霧JAM

10月19日(土) 東京@恵比寿ガーデンホール「LIVE MAGIC」

10月21日(月) 東京@青山月見ル君思フ

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