【榛名湖山の日音楽祭インタビュー】自分たちで楽しめる場所を、フェスとして共有する。

標高1000メートルを超えるところに位置する榛名湖。湖畔の公園で山の日にフェスが開催されている。「榛名湖山の日音楽祭」だ。自分たちの好きな場所で好きなバンドのライブを見たい。そんなシンプルな思いからスタートしたフェスだ。榛名湖山の日音楽祭実行委員会に開催直前インタビュー。

–––– 榛名湖山の日音楽祭は、いつスタートしたフェスなのですか。

　2016年に山の日として祝日施行されてから4回目です。

–––– そもそも、どういうきっかけで榛名湖山の日音楽祭をスタートさせたのですか。

　高崎市内の音楽好きが集まるブエナビスタカフェでの会話のなかで、「榛名湖でIndas&Rocksのライブ見たいね」なんてノリで始まりました。

–––– 榛名湖山の日音楽祭の特徴を教えてください。

　digdaやIndas&Rocksなど、地元アーティスト中心で実行委員会が吟味し、自分たち実行委員会が楽しめる音楽祭です。個人的にはフジロックのアバロンステージ目指してます。

–––– 会場の榛名湖畔の宿記念公園はどんな場所ですか。

　高峰三枝子の湖畔の宿という曲のモデル地で記念碑とステージが常設してあり、客席からは湖畔が臨めます。隣には竹下夢二のアトリエがあり、大正ロマンと昭和ロマンに挟まれたステージです。

–––– 飲食や物販の出店もフェスを彩るコンテンツだと思います。どんな出店が並びますか。

　飲食店の出店は基本禁止になっているんです。チケットに500円の金券がついているのでステージの下にある榛名湖畔沿いの食堂や売店を利用してもらうスタイルになっています。出店ブースは、小物、雑貨、Tシャツ、サンダルなどです。またキッズスペースも併用してます。

–––– 夜21時までの開催です。標高は1000メートル近くです。昼と夜の寒暖差があると思うのですが、夜はどのくらい冷え込むことが予想されますか。

　18～20度くらいまで下がると思います。Tシャツ＆ショートパンツだけでは寒いと思うので、楽しむために防寒対策もお願いしています。

–––– 今年は1日のみの開催となりました。榛名湖山の日音楽祭でどんな時間を過ごして欲しいですか。

　オープンからラストまでコアなバンドばかりとは思うのですが、テクニシャン揃いのバンドばかりです。DJ エリアでは群馬のクラブシーンを作り上げてきたレジェンド揃いです。片時も目、耳、体を休める暇がないと思いますので、存分に体感して欲しいです。

榛名湖山の日音楽祭

開催日：8月11日（日）

会場：榛名湖畔の宿記念公園

出演：digda、Indas&Rocks、Muff、椎名純平、ほか