Tokyo Natural 小笠原の緑と青。


太平洋の大海原に浮かぶ離島群の小笠原。行政上はここも「東京」だ。生物地理区では日本で唯一オセアニア区に属している。空港がなく、定期便は東京から一昼夜を要する船のみ。このアクセスの悪さが、島の豊かな自然を残すことにつながっている。2011年にはユネスコの世界自然遺産に登録された。連合国統治下時代にはボニンアイランドと呼ばれた小笠原には、大都市の東京とはまったく違う時間が流れている。この島でしか見られない固有の生き物など、特異な歴史と文化が継承されている。2018年に本土復帰50年を迎え、小笠原は新たな時代に入ろうとしているのかもしれない。そのひとつの現れが〈OGASAWARA MUSIC FESTIVAL〉の開催に他ならない。小笠原に夢を抱いて移住した人たちも、自分たちのスタンスで小笠原の未来を描こうとしている。


写真 = 林 大輔

photo = Daisuke Hayashi

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