【FELABRATION TOKYO】フェラ・クティのアフロビート&メッセージを伝承していくために。

 アフロビートの先駆者として知られ、人権活動家でもあったナイジェリアのフェラ・アニクラクポ・クティ。「フェラブレーション」は、フェラの功績を讃え、そして追悼するために、フェラの死後の1998年に娘のひとりであるイェニ・アニクラポ=クティによって考案されたフェスティバルだ。フェラの誕生月である10月に行われ、現在では世界各国で多くの「フェラブレーション」が開催されている。

 ナイジェリアのフェラブレーション運営側の許可を得た公認イベントとして、東京では去年初開催。そして今年も2回目が行われることになった。

 2000年代初頭に、AntibalasやAkoyaAfrobeatといったNY発次世代アフロビートバンドの登場によりアメリカを中心に起こり、世界中に広がっていったアフロビート・ムーヴメント。日本でもKingdom Afrocksを筆頭に、いくつかのバンドがシーンを構築していったものの、そのうねりは徐々に小さくなっている。アフロビートを、過ぎ去るムーヴメントではなく、文化として定着させることが、このフェラブレーションを日本での開催を続ける大きな理由だという。アフロビートに内包されるさまざまな鼓動やメッセージを感じる1日になることは間違いない。

FELABRATION TOKYO 2025

開催日:2025年10月26日(日)

会場:UNIT(東京・代官山)

出演:R.S.J Collectives with Special Guests

ゲスト出演:Ariwa (Asound, Kodama Dub Station)、Chozen Lee、Comachi、Gen Ogimi、Motoharu、Mika Arisaka、OKI (Oki Dub Ainu Band) & Manaw (Asound, Oki Dub Ainu Band)、ほか

※FELABRATION TOKYO 2025開催に向けてのクラウドファンディングも実施されている。

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