【FESTIVAL FRUEZINHO】MMWのメデスキ+マーティンによるデュオでの来日実現は25年のビッグニュース。

 晩秋に静岡で開催されているFESTIVAL de FRUEの、都市型のスピンオフイベントとして2022年にスタート。コンセプトは「大自然の中での『フェス』ほど過酷ではなく、また指定席に座りじっと聴く『コンサート』ほど固くなく、集まる人も適度な数で快適かつ自由な空間と時間をすごせる音楽フェスティバル」。ジョン・メデスキとビリー・マーティンによるデュオの久しぶりの日本降臨に胸を踊らせているファンは少なくない。MMWとして、幾度となく唯一無二の特別な時間を創造してきたふたりのライブは必体験だ。

 最終ラインナップが発表された。最終発表の注目は、客席後方の開けた石畳上で行われるふたつのセッション。ひとつはめぐりめぐるものを大切にして踊るダンサー・小暮香帆と、あらゆる国々の魔術的なリズムと音を蒐集する鬼才ドラマー、ビリー・マーティンの即興。もうひとつがルチストリング・ギタリストのファビアーノ・ド・ナシメントのソロ。U25割チケットも新たに設けられた。

 ジョン・メデスキのソロ公演(6月16日@渋谷WWW)、メデスキ&マーティンの単独公演(6月18日@京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ)も予定されている。

 

FESTIVAL FRUEZINHO 2025

開催日:6月14日(土)

会場:立川ステージガーデン(東京都立川市)

出演:Medeski & Martin、Mônica Salmaso & André Mehmari、Tortoise、石橋英子、Fabiano do Nascimento、小暮香帆 × Billy Martin


FESTIVAL FRUEZINHO 2025

『FESTIVAL FRUEZINHO 2025』、1stラインナップは、まず2組! 1組目は、FRUEにとって待望であり念願の来日となるジョン・メデスキ!グランドピアノ、ハモンドオルガン、ヴィンテージのキーボードなど様々な鍵盤楽器を自在に操る様は、千の手を持つ鬼神のようである。相対するのは、お互いに深い信頼で結ばれているドラム/パーカショニストのビリー・マーティン!ビリーの自由で豊かな表現力と奥深さ、そして魔術的なグルーヴの中で、ジョン・メデスキが描く世界はどんなものなのか?この2人が日本でステージをともにするのは、2010年4月のMedeski Martin & Wood(MMW)@キネマ倶楽部以来となります。お見逃しなく! 2組目は、現代ブラジルを代表するシンガーであり神聖で厳かな声を持つモニカ・サウマーゾと、詩的な旋律と即興の妙技でブラジルの雄大な土壌、多様な生命の煌めきを奏でるピアニストのアンドレ・メマーリの2人。この2人は、2022年に80歳を迎えたレジェンド、ミルトン・ナシメントのトリュビュートアルバム『MILTON』をリリースしましたが、2024年にはアントニオ・カルロス・ジョビンとエリス・レジーナの『Elis & Tom』のリリース50周年を記念したライブを行うなど、伝説的なミュージシャンの魅力を深く掘り下げています。FRUEZINHO 2025では、『Elis & Tom』のトリュビュートライブを行う予定です。ブラジル音楽史上に残る歴史的傑作がどのような編曲や解釈で歌われ演奏されるのかお楽しみに! そして、今回、FRUE初の試みとして、25歳以下の若者たちに、私たちが音楽の世界に深く足を踏み入れるきっかけになったジョンとビリーのライブを生で体感してほしいと思い、U25割チケットも新たに設けました。手ぶら、日帰りで帰れます。ぜひいらしてください!

www.fruezinho.com

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