【ニール・フランシス】60〜70年代のアメリカン・ロックのきらめきを再提案。初の来日ツアーが4月に実現。

 1月にメキシコのカンクンで開催されたフェス「DEAD AHEAD」。グレイトフル・デッドのボブ・ウィアが連日のようにヘッドライナーを務めたこのフェスに、スタージル・シンプソンなどとともにラインナップされていたのが、シカゴを拠点に活動を続けるシンガー・ソングライター/ピアニストのニール・フランシスだった。

 2023年のフジロックで初来日したニール・フランシス。初の単独でのライブツアーが4月に決定した。

 この3月にサードアルバム『Return To Zero』をリリースする。その後、ブルース、ロック、ルーツミュージックなどの「クラシックロック」において、今や世界最高峰のラインナップと言っていいオーストラリアの『バイロンベイ・ブルースフェス」と、アメリカの「ニューオーリンズ・ジャズフェス・ウィーク」に相次いで出演を果たす。そのふたつのビッグフェスの間に、初の日本公演がセッティングされた。

 ファンク、ソウル、ロック、ニューオーリンズ…。60年代〜70年代のアメリカのグッド・ミュージックのきらめきを、今の時代に転嫁させて再提出してくれたようなサウンド。アメリカでは、ドクター・ジョンやアラン・トゥーサン、レオン・ラッセルなどとも比較されている。そんな音楽性が、世界を代表するロック&ルーツフェスへの出演やグレイトフル・デッドのボブ・ウィアとの競演につながっているのだろう。

 どこか懐かしくもあり、新鮮な響きも持っているニール・フランシスのライブ。今の時代のアメリカのグッド・ミュージックを体感できる時間になるのは間違いない。

Neal Francis

開催日:2025年4月24日(木)

会場:SHIBUYA CLUB QUATTRO(東京・渋谷)

開催日:2025年4月25日(金)

会場:Shangri-La(大阪・梅田)


 

0コメント

  • 1000 / 1000