【キャロライン・ポラチェック】苗場で描かれた美しい夜が豊洲で再び。

 今年の夏、フジロックで日本での初ライブを行ったキャロライン・ポラチェック。土曜夕方のホワイトで、艶やかなボーカルと深く強⼒なシンセサウンドが鳴り響いたライブは、そこにいた多くの⼈々の心を魅了した。

 今年2月に3枚目となるアルバム『Desire, I Want To Turn Into You』をリリース。その後、コーチェラ、ロラパルーザ、グラストンベリー、プリマヴェーラなどのビッグフェスに相次いで出演。そしてフジロックを経て、日本で単独公演を行う。

 新世代のアイコンとして活躍を続けるキャロライン・ポラチェック。彼女の音楽はアヴァン・ポップに位置付けられている。1990年代のポストモダニズムから派生したカルチャー。アヴァン・ポップ文学の先駆者にはウィリアム・ギブスンやフィリップ・K・ディック、カート・ヴォネガットなど、アメリカのSF〜サイバーパンクの重要な作家がラインナップされている。そんなアヴァン・ポップ・ミュージックの現代の代表的なクリエイターのひとりであるキャロライン・ポラチェックのステージは、フジロックとも違ったポップ・アート・シーンの刺激を体感できる時間になるだろう。

キャロライン・ポラチェック来日公演

開催日:11月30日(木)

会場:豊洲PIT(東京都江東区)

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