【クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル トラヴェリン・バンド】 ロイヤル・アルバート・ホールでの伝説的ライブが50年の時を経て銀幕に。

 たった4年の活動で音楽史にその名を刻んだCCRこと「クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル」。1959年にハイスクールの友人だったジョン・フォガティ、スチュ・クック、ダグ・クリフォードに、ジョンの兄トム・フォガティが合流してトム・フォガティ&ザ・ブルー・ヴェルヴェッツとして活動を開始。68年にCCRに改名。カルフォルニア・サンフランシスコを拠点とするバンドでありながら、ブルースやR&Bなどをバックボーンにしたサウンドで人気を獲得していった。

 ウッドストックにも出演したCCRは、翌70年にヨーロッパツアーを実施。このフィルムに収められているロンドン・ロイヤル・アルバート・ホールでのライブは、ビートルズが解散して4日後に行われたものだ。当時バンドのポリシーでアンコールは行われなかったが、観客が誰も帰ろうとせず、15分にわたってスタンディング・オヴェーションと拍手が続いたという。

 50年ぶりにロンドンの金庫で発掘された記録フィルムをもとに、当時のインタビューやバンドの日常、伝説的なライブとなったロンドン。アルバートホールでの公演の様子が描かれている。

ボブ・スミートン監督

「60年代後半から70年代前半に英国で育った子供にとって、クリーデンスはヒット・シングルを通してしか知らないバンドだった。だから、この映画を作ることは私にとって学習であり、なぜ彼らが史上最高のバンドの一つにふさわしいのかを納得することができた。彼らが良いバンドであることは知っていたが、こんなに良いとは知らなかった」

クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル トラヴェリン・バンド

2022年/86分/アメリカ

ヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ有楽町より

9月22日(金)ロードショー!


©2022 Concord Music Group, Inc.

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