「KYOTOPHONIE Boderless Music Festival. SPRING EDITION」が4月15日からはじまっている。5月14日までの1ヶ月の間に、京都のいたるところで開催されるミュージックフェスティバルだ。「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」の姉妹イベントとして、自然派生したフェス。「調和」「多様性」「交流」「探求」。これらのキーワードを核とし、深いエネルギーに満ちた場を通じて 「繋がり」「対話」「体験」を届けることを目的にしているという。
「ボーダーレス」とタイトルされたように、サリフ・ケイタ(マリ)、ルーカス・サンタナ(ブラジル)、サンドラ・ンカケ(カメルーン)など、様々な国のアーティストがラインナップされている。
会場となっているのは、東福寺塔頭光明院、金剛能楽堂、渉成園のほか、ロームシアター京都やHOSOO HALLなど、確かな表情を持っている場所が選ばれている。室町時代に建てられたお寺、現代的な建築、美しい庭園…。それら個々の会場が持つ雰囲気やサイズを生かした音楽とのコラボレーションが試みられる。それはその時間でしか味わえない唯一無二のものになるだろう。
SPRING EDITIONとあるように、AUTUMN EDITIONも予定されている。秋の会場は天橋立。春の京都市内の会場とは違った体験ができるはずだ。
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