【ブラリフェス/New Acoustic Camp 2022】天気の神様が守ってくれたフェス。

New Acoustic Camp 2022

2022.09.17-09.19@水上高原リゾート200

 台風14号が九州を目指して北上している。日本を縦断するルートで、九州のみならず日本のいたるところで被害が出るかもしれない、とニュースは伝えている。予報では新潟にもっとも近づくのが月曜で、日曜月曜は間違いなく強い雨。行くことを躊躇してしまうほどの状況が予想されたけれど、フェス協会でのイヤーマフ・アクションの出店でもあるから、金曜の夕方に入ってテントを張った。

 土曜は絶好の天気。緑のなかの「NAC」のデコレーションが、太陽の光によってさらに映えている。参加している人たちの笑顔も素敵だ。明日からは天気が悪くなるんだよなあ、と思いながら会場を歩いた。2021年は不参加だったから、自分が行った前回の2020年よりははるかに笑顔が多く、会話もはずんでいる。今回のステージは2つ。3日間の開催でタイムテーブルも緩やかになっている。その気になれば、すべてのライブを見ることも可能だ。

 台風14号は九州に上陸し、山口で開催されていた「ワイルドバンチ」は日曜から開催中止になったというニュースが聞こえてくる。果たしてここはどうなるのか。明日はどんな天気になるんだろうと諦めながら寝に入ったのだけど、日曜も月曜も雨が降って来ない。都内から雨雲が北上し、近くの水上の町では強い雨が降っている。けれど会場の水上高原では雨が、ほとんど落ちてこない。大トリのブレンダーセッションが終わるまで、天気はもってくれた。神様が守ってくれたのだろう。

 ライブで印象に残ったのはクラムボン。彼らが「NAC」にいることは当たり前のような印象だったけれど、今回が初出演だった。森のなかでのアコースティックという特別な響きがここにはある。

New Acoustic Camp 2023

 一面の芝生と木々に囲まれる高原で、出演するすべてのミュージシャンがアコースティック(生楽器)を使ってライブする。「わらう、うたう、たべる、ねっころがる」フェスとして、秋のキャンプインフェスを代表する存在になっている。2泊3日の開催となり、よりゆっくり時間と音楽を味わえるようになった。ELLEGARDENが初出演。

開催日:9月16日(土)~18日(月・祝)

会場:水上高原リゾート200(群馬県みなかみ町)

出演:青葉市子、秦 基博、T字路s、EGO-WRAPPIN’、ACIDMAN、ELLEGARDEN、フラワーカンパニーズ、OAU、SOIL&”PIMP”SESSIONS、TRI4TH、ほか


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