【ブラリフェス/APPI JAZZY SPORT】ヒップホップとライブをクロスオーバーさせる岩手の冬フェス。

APPI JAZZY SPORT

2018.01.13@安比高原スキー場APPIプラザ特設会場

 岩手県の安比。東京からすればかなり遠い場所で開催される冬フェス。今でこそ各地で冬フェスが行われるようになってきたけれど、冬フェス黎明期から続いているのが「APPI JAZZY SPORT」だ。今年も「AJS」でフェス初めとなった。

 欧米ではヒップホップがフェスのなかで大きな勢力となっているけれど、「AJS」では初回から、ヒップホップとライブのクロスオーバーを提示してきた。ライブだけでなく、ダンスもフィーチャーさせる。その意味では進歩的な視線を持っていた。そのスタンスは変わっていない。ふたつのステージで、ほとんど音が止まることなく紡がれていく。

 家族連れが多いのも、前からの特徴だ。GAGLEのライブで最前列に小学生くらいの女の子が何人か並んでいる光景なんて、他のフェスでは見られないだろう。

 週末の安比には海外からのお客さんが増えていた。考えてみれば日本の雪は世界に誇っていい財産に違いない。その雪と、日本のとんがっているカルチャーを海外の人に伝えていく。東京からもお客さんを呼ぶのだけど、さらに遠くから来てもらう。スキーのアフターとしてのフェス。もしかたら、そんな可能性が「AJS」にはあるのかもしれない。

 安比に向かうバスは東京を深夜12時に出発して9時頃に到着する。いつだったかは、東北自動車道で2カ所で通行止めがあって、到着が15時近くになってしまったこともあったっけ。確かに遠いし、長いバス移動は好きとは言えないけれど、また来年も行きたくなるんだろうなあ。時間がある日中に、次の年こそゲレンデで滑ってみようと思うのだが、やっぱり温泉でゆったりしてしまう。まあそれも欠かせない時間ではあるのだけど。

PHOTO=Katsunori Abe、Takanori Tsukiji

0コメント

  • 1000 / 1000