KEEN×GARCIAコラボシリーズ第2弾が地球の日（アースデイ）に発売。売り上げの１%はトンガス国有林保護に寄付される。

　グレイトフル・デッドが、BENEFIT FOR THE RAINFORESTSをニューヨークのMSGで開催したのは1988年9月24日のこと。スザンヌ・ヴェガ、ホール＆オーツ、ジャック・キャサディなど多くのミュージシャンもステージに立ったショーで、デッドヘッズにも人気の高いショーだ。このショーの記者会見で、ジェリー・ガルシアは「誰かが何かをしなければならないし、それが私たちでなければならないことは信じられないほど哀れだ」と語ったという。

　それから30数年。ジェリー・ガルシアの絵をモチーフとした＜KEEN×GARCIAコラボレーション＞第2弾が4月22日に発売開始となった。第2弾で特に注目されるのは、温帯雨林の美しさとそこで暮らす先住民族の文化へのリスペクトを描いた「Junglescape」をモチーフにしたNEWPORT。全世界で1000足限定のプレミアムアイテムだ。他にもYOGUI ARTSFULL、ウイメンズのみのELSA LITEがラインナップされている。

　このコラボレーションの売上げの1%は国有林の保護活動を展開する団体ウィルダネス・ソサエティ（The Wilderness Society）に寄付され、地球最大の温帯雨林であるアラスカのトンガス国有林の保護活動に役立てられるという。

　自然環境保護のためには、誰もが何かをしなければならない。そんな時代であることを教えてくれるコラボシリーズだ。

KEEN×GARCIAコラボレーション