NPOフェス協会による2度目のクラウドファンディングがスタート。今回は「フェスで出演機会を失ったアーティスト」への支援。

 NPO日本ミュージックフェスティバル協会(JMFA)による2度目のクラウドファンディングが、7月2日にスタートした(7月30日募集終了)。4月に行われた1度目が、「自然災害や新型コロナウイルスによる中止になったフェスへの支援」だったのに対し、今回は「フェスの中止によって出演機会を失ってしまったアーティストへの支援」だ。

 3月から6月まで、ほぼすべてのフェスが開催中止となった。夏も数万人を集めるビッグフェスは中止(もしくは延期)の発表をしている。いっぽうソーシャルディスタンスなどのガイドラインを設けたり、入場者数を限定したりして、開催に向けて動き出しているフェスや野外イベントも少なくない。秋に向けて希望の光も見えてきたけれど、アーティストたちにとっては、フェスという自分を表現する場が少ないのが現状だ。

「フェスを構成する大きな要素として、音楽があり、アートがある。それを担っているアーティストたちを応援したい」。JMFAが、今回のクラウドファンディングをアーティスト支援にしたのは、そのシンプルな思いがあったからに他ならない。アーティストは、ミュージシャンやDJなど限らず、フェスのデコレーションを手がけたり、ライブペインティングしたり、広義に捉えているという。(支援を希望するアーティストの募集もクラウドファンディングページで掲載されている)

 音楽関係各社、フェス、そしてアウトドア&ファッション・ブランドが企画に賛同してリターン品を提供。数々のフェスでライブペーンティングを行なっているGravityfreeのオリジナル作品のミニポスターや、宇宙大使⭐︎スターの皆既日食パーティーの写真のミニポスターなど、このクラウドファンディングでしか手に入らないものもラインナップされている。

 

フェスの中止によって出演する機会を失ってしまったアーティストを応援したい!

クラウドファンディングページ

募集期間:7月2日〜7月30日

支援希望アーティストの応募期間:7月2日〜7月31日


0コメント

  • 1000 / 1000