今年4月に15周年を迎えたカルチャーフェスティバル「SYNCHRONICITY」。3月の初の台湾公演、プレパーティー、土曜夜のオールナイトパーティーなどなど、土曜日曜の本祭を含めると過去最大の規模で開催される予定だった。緊急事態宣言が東京、神奈川、大阪などの7都府県で発出されたのは、「SYNCHRONICITY」が予定されていた2日後の4月7日のことだった。
2月下旬から多くのイベントが中止や延期になるなか、「SYNCHRONICITY」は、ギリギリまで開催に向けて、最善の努力を続けてきていた。それは音楽やアートがもたらしてくれる希望の火を消したくないという強い思いに他ならない。
「未来へつなぐ」をテーマとする「SYNCHRONICITY」は、オンラインフェスの開催に向けて動き出し、クラウドファンディングをスタートさせている。
緊急事態宣言は解除されたものの、新型コロナウイルスの終息はまだ見えてこない。フェスという集合体で、音楽やアートというカルチャーをオンラインでどうファンに届けてくれるのか。東京という都市から発信してきた「SYNCHRONICITY」だからこそのオンラインフェスのスタイルが提示されることを期待している。
SYNCHRONICITY クラウドファンディング(受付期間は6月30日まで)
※オンラインフェスの開催は7月4日に決定。
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