北海道の冬フェスOTOTOTABIの野外ステージにかけた思い。【Earth Friends Campインタビュー】

冬の北海道で音楽フェスを開催したい。そんな思いを持って2011年に立ち上がったのがOTOTOTABI。年を経ることでステップアップのようにステージ数も増え、去年からや野外ステージも作られるようになった。その野外ステージの制作をしているのがEarth Friends Camp。代表の絹張龍平さんに、OTOTOTABIにジョインするようになった経緯から聞いた。

–––– Earth Friends Campとはどういうことを目指して活動している団体なのですか。

「Being outdoor makes our lives better」をコンセプトに、自然の中で過ごすことや生活の中に自然との関わりを取り込むことで、日々の暮らしを豊かにすることを目指しています。目指しているというよりは、「そうなったらいいな」という感じです。

–––– Earth Friends Campのメンバーを教えてください。

 現在はコアメンバー5名で活動しています。EFCは非営利で活動する任意団体で、普段コアメンバーはそれぞれ別の仕事をしています。代表の絹張と妻の育美、主に企画とデザインを担当している山本の3人が中心となり2014年から活動を始めました。その後、2016年に企画や経理などを担当するEFCのムードメーカー廣海が加入。そして昨年、ハンター免許やドローンパイロットなど、異色のスキルを持つ渡辺が加入しました。この他にもイベント毎に協力してくれる多くの仲間たちに支えられてこれまで活度を続けてこれました。

–––– どういう経緯でOTOTOTABIの野外ステージを制作するようになったのですか。

はじめはボランティアスタッフとしてお手伝いしたのがきっかけです。EFCとしても音楽イベントを開催したいという思いがあり、まずはボランティアスタッフとして経験してみようということでOTOTOTABI2016のボランティアスタッフに応募しました。面接の時におととたびの運営の方にEFCの活動についてお話したところ、「次回は野外ステージを作りたいと考えているからそのときは是非お手伝いをお願いしたい」というお話を頂き、翌年のOTOTOTABI2017でそれが実現しました。

–––– 去年初参加を経て、今年のOTOTOTABIではどんな野外ステージを作ろうとしているのですか。

 今年のゆきんこステージは「冬の音、春の光」をテーマに、さらに幻想的な空間を創り上げたいと思っています。そして、昨年の経験を踏まえて、寒さに負けずに楽しめるステージにするために様々なコンテンツを用意しました。

–––– OTOTOTABIではどんな時間を過ごしてほしいと思っていますか。

 北海道の長い冬に笑顔でサヨナラをして、こらから訪れる春にハイタッチするような気持ちで全力で楽しんでほしいです。あと、OTOTOTABIはメイン会場が屋内だったり、今年からはキッズスペースも充実して、お子様連れの方でもとても参加しやすいフェスだと思うので、ぜひご家族で楽しんでほしいです。

–––– 冬の北海道でフェスを開催することへの思いを教えてください。

 冬の北海道だからこそできる音楽体験を作りたいです。それがぼくたちEFCがおととたびに関わらせてもらっている意味でもあると思うので。

–––– OTOTOTABI以外の今後の活動を教えてください。

 今後は春の森へメイプルシロップを採りに行く「SUGARING TIME」や、夏にはライフジャケットを着用して川に浮かんで遊ぶ「PUKA PUKA RIVER」などのEFCらしい外遊びイベントを行なっていきます。9月には道東・オホーツクで2泊3日のカヌーキャンプイベント「DOWN THE RIVER」の開催を予定しています。


OTO TO TABI 2018

開催日:3月3日(土)

会場:札幌芸術の森 アートホール

出演:OGRE YOU ASSHOLE、CHAI、Polaris、Awesome City Club(Acoustic SET)、泉まくら、ZOMBIE-CHANG、MUGAMICHIRU、Seiho、ほか

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