横浜のみどりを未来へつなぐため 市民の声を届けよう!Live Green Yokohama.

横浜に残された自然を残すべく、住民投票を求めるための署名活動が、衆議院選挙投票日翌日の10月23日からスタートする。


本誌前号の「アクト・ローカリー」特集で掲載した横浜市の瀬上沢。横浜市栄区上郷町に位置するこの緑地は、瀬上市民の森・上郷市民の森・氷取沢市民の森などと隣接し、その広さはおよそ32ヘクタール、横浜スタジアム12個分に匹敵する。市民の憩いの場であり、子どもたちの遊び場、横浜最大のホタルの自生地として豊かな生態系が残る希少な場所だ。この場所で大規模な開発が進められようとしている。


 開発を進めるのか、それとも開発ではなく横浜に残された緑を残すのか。それをもう一度考えようというアクションが10月23日(月)からスタートする。住民投票によって、計画の是非を決定することを求める署名活動だ。


 横浜市の緑地面積は人口の増加とともに減少し、1970年に50パーセント近くあったものが、今では30パーセントを切ってしまった。温暖化も進行し、横浜ではこの100年で平均気温が2.8度も上昇している。これも緑地の現象が原因のひとつとされている。人口も2020年をピークに減少するという予想も立てられている。現在「上郷・瀬上沢地区」における開発可否の決定権は市長にあるが、市民有権者の1/50以上(約6万人以上)の法定署名を集めることで住民投票条例の制定を横浜市に求めることができるという。署名期間は12月10日(日)まで設定されている。


Live Green Yokohama

今年度の横浜市都市計画審議会で開発計画案の承認が行われる予定だ。承認される前に、市民のアクションのひとつとして署名活動がスタートする。「上郷・瀬上沢地区」の保全を目的に、横浜市民の有志により発足した「横浜のみどりを未来につなぐ実行委員会」のウェブサイトがLIVE GREENYOKOHAMA。署名のできるスポットの紹介や、署名を集める受任者の募集もこのサイトで行われている。

livegreenyokohama.com


0コメント

  • 1000 / 1000