台風被害を経てたどり着いたフェスの開催意義。【あわのネ】

去年の10月。台風の被害によって、キャンプサイトなどが流されてしまった海辺のキャンプ場、白浜フラワーパーク。再生のためのクラウドファンディングも成功し、ゴールデンウィークから営業を再開させている。この白浜フラワーパークで開催されるのが「あわのネ」。白浜フラワーパークのスタッフでありクラウドファンディングに挑戦した米原草太さんは「あわのネ」のオーガナイザーでもある。


–––– 昨年、台風によってキャンプ場の一部が流されたりしました。今の状況は?

 その後、皆さんのご支援もありまして、被害にあった部分は元通り以上に修復が完了しました。より進化した白浜フラワーパークにする事ができました。

–––– クラウドファンディングが成功した時に、どんなことを感じましたか。

 今まで半信半疑だったキャンプ場運営やブログの継続が、こんなにもたくさんの方々の興味や関心を引きつけていることを知るきっかけになりました。ファンを作っていくことの大切さを再認識し、より強化したいと強く思いました。

–––– あわのネはどんな思いを持ってスタートさせたのですか。

 スタートは地元の同級生と、自分達の遊ぶ場所、集まれる場所が地元にまったくなかったことからスタートしました。なんかやろうよ!!っていう若気の至りがはじまりです。

–––– そして今年は特別な思いがあっての開催ではないですか。

 今年で9年目のあわのネ。台風被害にあったときは正直開催はどうしようかと悩んでましたが、お陰さまで開催にこぎつける事ができました! 台風被害からの復活パーティーとして、10周年に向けての勢いづけにもしたいと思っています。

–––– それぞれのフェスに特徴があると思います。どんな部分を大切にしているのですか。

 白浜フラワーパークもそうですが、ユルさですかね。特段意識しているわけではないですが、ひとりひとりがそれぞれの楽しみ方で過ごす1日にしてもらえればと思います。

–––– 今年のあわのネの特徴は?

 当日はいつも通り盛り上がるメンツを揃えていますが、今年は更に次の日の朝からの生音ライブを充実しています。朝からにはもったいないくらいのライブを朝の8時からお届けします。

––– 何かが変わった。そんな実感はありますか。

 年齢とともに、必然的に家族ができて子供が増えているので子連れで楽しめるイベントになってきましたね。夜は寝て朝は早くから、というスタイルです

–––– あわのネで一番大切にしているものは何ですか。

 地元への刺激ですね。地元でもこんな事できるんだよ=!っていうのはいつも思っています。

–––– ここでどんな時間を過ごしてほしいですか。

 ユルく、まったりと、気が向いたら海へ森へステージへ。リラックスして楽しんでほしいです。

あわのネ 2018

開催日:7月7日(土)

会場:南房総白浜フラワーパーク

出演:宇田川別館バンド、SAIRU、no entry、CHAN-MIKA、児玉奈央、房州ジンベ倶楽部、HIPHOP DANCESCHOOL EVOLUTION、他

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