atamanisyokku

Switch、Balance、88、Ljなど、数々のカルチャーマガジン&フリーペーパーの編集を歴任。国内外のフェスにも数多く参加し、フェスおじさんという愛称のもと、カウンターカルチャーやフェスカルチャーを広めている。

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【THE CAMP BOOK(樋口大貴)インタビュー】キャンプフェスという場作り。

より自分たちが表現したいフェスを作り、心地よい時間にするために会場が変更されてきた。今年は長野の富士見高原が約束の地となる。写真 = 須古 恵 photo = Meg Suko–– 今年で「THE CAMP BOOK 」は3回目の開催となります。会場が長野の富士見町に変わりました。 3年連続で場所を変えてしまっているんですけど、変えたくて変えているわけではないんです。むしろ地元の方々と協力して作り上げていきたいと思っています。1年目も2年目も、非常に素晴らしい会場でした。本当に感謝しています。その会場が持っていた思いだったりそこで学んだことを、新しい場所で表現できたらなって思っています。–– 富士見高原リゾートを最初に訪れたとき、どんな感覚を持ちましたか。 最初に行ったのは去年の秋でした。とにかく空の抜けが良くて。紅葉がきれいな時季だったんですけど、自分たちがフェスを開催する6月の芝や木々の緑と空の青を思い浮かべたら、キャンプフェス好きには完璧な場所なのかなって感じましたね。南アルプスが目の前にドーンとあって、キャンプサイトからは富士山も見える。しかもキャンプサイトの地面は芝です。そんな素晴らしいロケーションの会場です。–– 去年一昨年と同様に、ファミリー層を意識したフェスになるのですか。 基本的にはファミリー層を中心に考えています。過去2年は、半分くらいがファミリーでした。自分たちの周りからも、結婚して子どもができて、なかなかフェスに行けなくなったという声が多く聞こえてきています。お父さんお母さん、お子さんも一緒に楽しめる。垣根なくみんなが楽しめるフェスを我々がオーガナイズできたらいいなと思っています。–– フェスもいろんなスタイルがあって、ファミリーで楽しむ方も増えています。それだけフェスが日本でも成熟してきている。 「THE CAMP BOOK」が恒例の家族旅行のようになってくれたらなって思いますね。「毎年6 月は『THE CAMP BOOK』ね」みたいに家族のなかで自然と話が出てくるような。キャンプフェスは、普段見ない父親の姿が感じられる場所でもあるじゃないですか。家族の新しい発見をする時間になればと思っています。