atamanisyokku

Switch、Balance、88、Ljなど、数々のカルチャーマガジン&フリーペーパーの編集を歴任。国内外のフェスにも数多く参加し、フェスおじさんという愛称のもと、カウンターカルチャーやフェスカルチャーを広めている。

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異常気象が続く今だからこそ自然との共生が必要。三宅洋平のSatokenが主催する映画上映+トークイベントが開催。

 日本には数多くのダムがすでにあり、計画中のものも多い。それがどんな目的で作られ、本当に必要なものなのかどうかがわからないまま、作られてしまったり、計画が進んだりしている。そんなひとつが、DEALでも取り上げている長崎県川棚町川原地区で計画されている石木ダム。石木ダムが計画されている場所でフェスが開催され、その場所を訪れたミュージシャンの東田トモヒロさんとパタゴニアの辻井隆行さんの対談も行い、川原地区の日常を描いた映画『ほたるの川のまもりびと』の山田英治監督のインタビューも掲載した。 パタゴニアが提供した映画『ダムネーション』。川を変貌させ、魚を絶滅させ、生態系を破壊しているのにもかかわらず、期待される発電・灌漑・洪水防止のいずれにおいても低い価値しか提供しておらず、ダムの維持には高い経済的コストがかかっている。そんなダムを撤去する選択がアメリカでは現実になり、ダム撤去が当たり前に語られるようになるまでに、「クレイジー」と言われながも川や動物、環境本来のあり方を求め続けてきた人びとの挑戦を写した映画だ。 この映画の上映会とトークイベントが岡山で開催される。このイベントのテーマは「河川の再生と、現代の村づくり」。トークのホストを務めるのが三宅洋平さん。現在、岡山の中山間地を拠点に、バンド活動を続けながら、社団法人「里山経済・環境研究所(通称 Satoken)」を設立し、日本の中山間地、里山の復興をテーマに掲げて活動している。対談相手はマット・ビボウさん。 アメリカ ポートランドのアーバンパーマカルチャーシーンをリードする実践的リーダー。どう地域と結びつき、自然と付き合っていくのか。そんなことが語られるはず。

入場無料の海フェスとして新たな挑戦を。【ウインドブロウ/インタビュー】

夏を締めくくる海フェスとして、静岡県相良で開催を続けてきたウインドブロウ。海の環境保護を訴えてきたフェスだ。このウインドブロウが、今年は会場を変えて、入場無料で開催される。新たなチャレンジを試みるウインドブロウの田中徹さんにインタビュー。–––– 16年目のウインドブロウ。今回は入場無料とのことですが、どう変わるのですか。 15年間、音楽業界の中でライブシーンを重視し、おすすめのライブショウケースを開催してきましたが、地域密着を掲げるなかで、地元の方に子どもや孫と一緒に見にきて欲しいという思いからです。–––– ウインドブロウの特徴のひとつであるビーチクリーンは、今年も行われるのですか。 例年通り日曜日の朝に開催します。–––– 今回、フリーにした思いを教えてください。 有料、無料、それぞれの特性があると思います。実際、「無料だったら行かないなあ」という声もあります。「無料なら大勢の人を誘えるね」という声もあります。近年、一度やってみたかったことへのチャレンジです。–––– 夏の終わりに開催を続けてきたウインドブロウ。会場の相良の、今年の夏はどんな状況ですか。 毎年、どんどん暑くなる夏、ここ何年か、暑さ、天候の激変などを考え、真夏の野外イベントは全国的にやめた方がいいという考えも持っています。危険です。都会に比べ海沿いということもあり暑さはましですが、危機管理が重要な行事だと考えています。安全第一。でも自然と触れ、学ぶことも大切という思いです。夏の野外イベントは開催から真剣に考えなくてはいけない時代です。世の中はまだ「異常気象」と言ってますから。